ポケモンとグルメ細胞『トリコ』Part 2 (ページ2)

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猫耳ページ2

ココ「あぁ、小松くん、アクエルちゃん、僕から絶対離れないようにね」

小松「はい！」

『う、うん...わかった』

ココがそんなこと言うとなんか怖い気がする。

ってあれ？

キョロキョロと周りをみわしても小松の姿が見当たらない。

小松「ポキポキキノコだ！」

キラーン
ヒューっ

アクエルは目を光らせながらすぐさま小松の方へ猛ダッシュ｡

『どこどこー？』

トリコ「マジでか？！」

小松「アクエルさん！これですよ！」

ポキッポキポキ

キノコを1本手にし、パクッと口にする。

ポキポキする歯応えが気に入ったのか次々とポキポキキノコをバッグの中に積んで行く。

ユキナ「取りすぎ！」

レミン「5本ぐらいで十分でしょ！」

ユキナはアクエルの入れたポキポキキノコを取り出し
元の場所に置く。

『いいじゃーん、他のみんなにも分けたいから！』

レミン「ポグサリト島にもあるからいいって！」

『あっ、そっか！』

ユキナ「ほら、バッグに残ってるのも戻」

『やっぱ持って帰る』

「おい！！」

レミンとユキナのツッコミがまたハモった｡
ティナさんと小松は苦笑い。
トリコもアクエルとほぼ同じと言っていいほどポキポキキノコを口にほうばる。
ココは…

ココ「だから離れるなって」

少しイラ立っているよう。

ティナ「視聴者の皆様、ポキポキキノコです！」

「ハァハァ...」

ティナ「えっ？」

ティナさんが後ろを振り返るとそこには…

ティナ「出たあああぁぁぁ！！！！」

「うわああああ！！」

「人をお化け扱いするなぁーっ！！てかお前らまで驚くなぁーっ！！」

『うっ！！』

キィーン

アクエルは耳を塞ぎながら地面にうずくまる。
彼らが大声で叫んだせいで声が通常の音より、更に
アクエルの耳に負担が掛かってしまったのだ。

トリコ「アクエル、大丈夫か？」

レミン「アクエル！！」

ユキナ「貴様らっ...！！」

ユキナはゾンゲ達に向かってこおりのつぶてをかました。
その氷の破片は見事ゾンゲ達の足元に突き刺さった。

「ひいいいー！！」

ユキナ「消えろ！！」

「はいぃぃー！！」

ダダダー...

その言葉通り、ゾンゲ達は洞窟の外へと走り消えていった。
ティナさんは巨大ヤスデに覆われてゾンゲ達と一緒に洞窟の外へと行ってしまった。

レミン「アクエル、聞こえる？」

『う、うん...聞こえる』

ユキナ「耳栓使っても駄目か…」

小松「耳栓？」

レミン「アクエルは、猫と同じくらい耳が敏感なの」