小悪魔☆ハニーvol.42《T.MASUDA》 (ページ37)

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story2036 ページ37

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いつもみたいに
ﾆｺﾆｺしながらの「ﾊﾞｲﾊﾞｲ♪」じゃなかった

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顔だけこっちに向けて

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眉を下げて…

ｵﾚも同じように見つめると
Aは「ふっ…w」って笑い

「行ってきます♪」って呟き
左手で小さくﾊﾞｲﾊﾞｲってした

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ちょっとした仕草や表情が
妙に大人っぽく見える時があって…

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A…ｶﾜｲｲ///

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ｵﾚは右手でﾆﾔける自分の口元を隠して俯いた

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日に日に好きが増してく。

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やべぇな…ｵﾚ///

朝からこんな気持ちで仕事行くのかよw

毎日一緒にいて
ｲﾁｬｲﾁｬしてんのにまだ足りてないのかw

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…って。

そーいや昨日ｷｽしてなくね？

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あ。今朝もしてない…

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昨日…Aを抱いてない。

ﾊｯとして顔を上げたけど
そこにAはいなくて…。

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なんか悔しいw

今日は昨日の分まで夜。頑張ります♪♪

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浮かれた足取りで会社に到着。

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直ぐに小山が駆け寄ってきた

小山「昨日大丈夫だった??」

増田「なにが？」

小山「お弁当だよ。Aちゃんの」

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増田「あ、うん。大丈夫」

小山「拗ねなかった??」

増田「うん。仕方ないねって…」

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それを聞いて。
目を丸くして驚く小山。

「A泣かなかったの??」って
手越も会話に加わり

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増田「うん。分かってくれた」

小山「えぇー…成長したねぇ」

手越「ちょwジジくさいw」

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小山「だって。泣き虫Aちゃんだよ??
お弁当、食べてこなかったんだよ??」

増田「まぁ…ｱｲﾂも大人になったんだよw」

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高校生とはちがう。
大学生でもなければ…

ｵﾚとAは離れ離れでもない

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Aが泣く時はｵﾚがそばにいて受け止める

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そう心に決めてそばに居るんだ
強くなって当たり前だw

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手越「愛されてるって自信があるからかもね」

小山「なにが？」

手越「Aが強くなったのって♪」

増田「かもな。」

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大丈夫。
Aだって成長してるんだからw

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ｼｹﾞ「さ。仕事が山積みだぞ」

増田「頑張りますか」

昨日の分まで頑張んないとな。

ｵﾚは気合い入れ直して仕事に向かった。