story2037*北山先輩 ページ38
北山side…
尾関「はぁ…」
…。
.
今日も他人のため息を聞きながら
仕事を始める朝…
ったく何日目だよ!!
.
オレ。
人に振り回されて自分のペース乱されるの大嫌い。
.
ため息の嵐ならいっそ休んでくれよ。
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しかもやる事あるのか、ねーのか
割と早くに出勤してくるし…
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でもって誰も相手にしねーしw
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さすがにこれだけメンヘラアピールが続くと
みんな相手にしなくなるな。
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オレも相手にせず。落ち着け…って言い聞かせ。平常心で自分の仕事と向き合っていた
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「オハヨーゴザイマス…」
.
やっと来たか。
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オレの視界からメンヘラを消してくれる人物w
よかった。
これで仕事に集中できる
.
そう思った時だった。
.
有岡「はぁ…」
.
…。
は?
.
幻聴なのか
ため息が2重に聞こえるけど…
.
有岡「はぁ…」
.
……。
.
おぃおぃ勘弁してくれ
メンヘラ×2。
.
顔を上げると
有岡は頬杖ついて
上の空な感じ。
.
仕事しろよ。
オレは直ぐに有岡のPCにメールを打ったんだけど
全く見ようとしない。
.
イラッ…
.
まぁいい。
どうせアイツにはそんな重要な仕事はないし
まだ新人だから。
そこまで支障はないけど…
.
昼飯時に声をかけて叱ってやる。
なんて思ってたんだけど
有岡は尾関と。
オレは昨日のメンバーに捕まり
会話することは無かった
.
外回りあれば話したんだろうけど
今日はそんな仕事もなし。
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仕方なく…
コピーする振りして有岡のそばに行き
「仕事しろよ」とだけ。
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有岡「はあーぃ…」
北山「あぁ?お前ナメてんのか」
有岡「ぃたぁい!」
北山「集中しろw」
.
…ったく。
今のオレは機嫌悪いんだよ。
.
本当なら夜
しっかり叱ってやるけど
残念ながら予定が入った
.
それも…飲み会。
今日の昼に言われた
.
同期のヤツが早速女の子に連絡し
今日の飲み会が開かれる
オレは断ったんだけど…「オレに恥欠かせんなw」と言われて仕方なく参加することになった
.
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作者名:Milk-T | 作成日時:2019年10月3日 21時