story2026*北山先輩 ページ27
北山side…
…。
尾関「はぁ…。」
…。
尾関「…はぁ…。」
.
今日も尾関のため息の嵐
.
朝から泣いた顔して
マスク姿でほぼノーメイク。
グレーのオーラを撒き散らしてる。
.
仕事は山のようにあるっつーのに
一向に手をつけようとしない姿はさすがにウザ。
しかもオレの目に入る位置に座ってるのが何よりもイラっ…
.
有岡「おはようございますー」
.
有岡が出勤し
オレの視界から尾関が見えなくなった。
…完全にでは無いけど
有岡が手前にいる分グレーのオーラは
半分はかき消された感じ。
.
隣のヤツと挨拶交わしながら
すぐ仕事に取り掛かる
.
そして。
パソコンに届いたメールを見てすぐ。
オレの方を振り返り小さく「スミマセン♪」と呟き
両手を合わせ頭を下げて苦笑いw
.
ったく。
オレのケーキ…持って帰るんじゃねーよw
.
でもそのおかげでマスターと色々話すことが出来た
.
昨日…
マスターに尾関の事を勧めてみた。
有岡は「恋愛には発展しないと思います」って
自信ありげに言っていたけど
マスターだって男。
.
たまには女と遊びたい時もあるだろう。
.
まぁ…あのマスターなら
女に困ることはなさそうだったけど。
それでもオレは
マスターに勧めてみた
.
マスターは。
「あははw」って笑い
「きっとオレよりイイ男が出来ますよw」って
ケーキをパクついていた。
.
オレは分かる限りの尾関の性格や
いい所を話してオススメしたんだけど
「いやー…恋愛には発展しないですw」って
マスターはケラケラ笑いながらオレに言った。
.
北山「そんなことわかんねーじゃん」
マスター「いやいやw分かりますって」
北山「でもさ」
マスター「A以外好きになれる自信ないんでw」
.
北山「有岡??」
マスター「わかって言ってるんでしょ??」
.
北山「…。」
マスター「オレ。結婚する気も誰かと付き合うつもりも全然ないんですよw」
.
北山「…。」
マスター「…オレ。Aだけって決めてるんですよ」
…。
マスター「オレの隣に誰かいたら…Aが泣きつく場所が無くなっちゃうから…///」
…。
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作者名:Milk-T | 作成日時:2019年10月3日 21時