story2013*…涼介 ページ14
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「美味しい…!!」
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大袈裟なくらい目を大きくしてAはドリアを頬張る
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北山「あ、うま。」
A「でしょー!!エビぷりっぷり♪」
北山「…w」
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Aのはエビ多め。
これはオレのサービスという名の愛情表現w
「お前の、めっちゃエビ多くね?」って
北山さんにツッコまれ…「常連サービスだよねー♪」なんて。Aは得意顔。
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北山「とことん甘やかされてんなw」
A「そーかな…??」
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北山「どこがそんなに良いかねぇ…」
A「んー♪美味しい♪」
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北山さんに嫌味を言われてもAはお構い無し。
北山さんは終始不思議顔だった。
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もっとAと話していたかったんだけど店もそこそこ混んできて…
なかなかA達に構っていられなくなって来ちゃって。
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しばらくするとAはオレの肩をチョイチョイって指でつついて「涼介ー…そろそろ帰るー」って…
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涼介「そっか。全然相手してやれなくてごめんな」
A「ううん。また今度ゆっくり来るね」
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北山さんはというと、まだカウンターに座っていて
ちょっと忙しそうにノートパソコンをカタカタ…
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涼介「別々で帰んの?」
A「あー…w」
涼介「…あ。ひょっとしてw」
A「…w」
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ナルホド…
増田先輩が迎えに来るってことか。
「貴久ごはんまだって言ってて…w」なんて
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オレにそんな嬉しそうな顔見せんな。
…ちょっと悔しくて。
オレはAの手を引っ張って
人目につかない所に連れ込み
ぎゅ。…っと抱きしめた。
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涼介「…また来てよ」
A「…うん♪」
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涼介「ケーキありがとう」
A「うん。」
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涼介「帰さないw」
A「それは困るーw」
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Aも。
オレの背中に手を回して優しくトントンってしてくれて。
「ケーキ…1個はいのーくんのだからね?」なんて。
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そんなことしてるとAのスマホにLINEが届き…
「帰るね♪」って…その手を離した。
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裕翔「Aー…オムライス!!」
A「あ。ありがとう。いいの?」
裕翔「いいよ。オーダーミスだからw」
A「ありがとうー!」
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Aは裕翔からオムライスを受け取り。
オレからケーキの箱を受け取った。
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作者名:Milk-T | 作成日時:2019年10月3日 21時