story2048 ページ49
貴久side…
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「まっすー…そろそろ帰らなくていいの？」
昨日の分を取り返すつもりで
黙々と仕事をこなしてるｵﾚを心配してくれる小山。
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手越「Aが寂しがってんじゃない？」
増田「…w」
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小山「ｵﾚ達帰るよ。一緒に…」
ｼｹﾞ「まっすーの気の済むまでやらせてやれよ」
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小山「でも…」
ｼｹﾞ「ｵﾚももう少し仕事したいし。まっすーいてくれるなら心強いし」
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「じゃぁ…また明日。」
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小山と手越が帰宅し…
ｵﾚはｼｹﾞと2人仕事してた。
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本当は休日出勤なんかしたくない。
新居探しとか式場探しとか。
ちゃんとした日取りとか…
考えたらキリなくて。
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ｽﾋﾟｰﾄﾞ婚。とか。
ｵﾚにはなんかしっくりこなくて…
気持ちだけが焦ってて落ち着かない。
そんな気持ちで仕事してても
ｽﾋﾟｰﾄﾞ上がらなくて…
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ｼｹﾞ「まっすー。今日飯行かない?」
増田「ん。いいよ」
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ｼｹﾞ「ちょっと美味い小料理屋見つけたんだけど
1人で入りにくくてw」
増田「いいよ。」
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2人して時計みて「こんな時間かーw」って苦笑い。
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Aには遅くなるって伝えてあるし…
でも昨日のこともあるから「ｼｹﾞとご飯食べて帰るね」と連絡。
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お互い仕事をある程度こなし
ﾀｸｼｰ捕まえてｼｹﾞのｵｽｽﾒの小料理屋へ。
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2人ｶｳﾝﾀｰの隅に並んで座り
ﾋﾞｰﾙで乾杯。
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ｼｹﾞ「どーよ。同棲生活。」
貴久「楽しいよw」
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ｼｹﾞ「お嬢は？仕事頑張ってる?」
貴久「まぁそれなりに頑張ってるみたい。」
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ｼｹﾞ「それは良かった。」
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どこか嬉しそうにｼｹﾞが笑う。
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お刺身をつまみながら
釣りの話したり…
何気ない会話をしつつ
「で。あんたら籍はどーすんの？」って
不意にｼｹﾞが聞いてきた
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ｼｹﾞらしい気遣い…。
手越と小山がいるとなかなか
Aの事が相談しにくかったりする。
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手越は100%Aの味方だし
小山は…。
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まだAとのことを全て話す気にはなれなかった。
それを知っているから
ｼｹﾞはあえて2人になれるようにしたんだ。って思った。
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2019年10月3日 21時
