story1378 ページ28
pm4:30
増田「マジで行くの?」
A「だーかーらー。
お財布返すだけだから…」
.
増田「ご飯は?」
A「食べて…くるけど。」
.
増田「えーー‼」
A「もー…。さっきから何回目⁇‼」
.
Aに案内されて山田のマンションの駐車場についてこの話を何度も繰り返してるw
いざここにくると「行っておいで」が言えなくて
Aの手を離せないでいた。
.
A「大丈夫。涼介の家にはちーちゃんが一緒に住んでるから…」
増田「なんで知ってんだよ⁈」
.
A「だーかーらー。前に来たことあって…」
増田「やっぱりオレが返す」
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「んもー…私より子供だよ⁈」ってAは笑いながらオレを叱った。
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「行っておいで」が言えない。
それには理由があって
ここへ来て…妙な胸騒ぎを覚えた。
.
なにかはわからない。
でも…Aを離しちゃいけないって
なにかがオレに言ってる。
.
A「…わかった。じゃぁ、お財布返したらメ-ルするよ」
増田「……。」
A「なにかあったらすぐ電話するからね。」
.
増田「お前もちゃんと電話に出ろよ?」
A「了解しました。じゃぁ…」
増田「Aっ‼」
.
強引にキスをして…。
首筋にチクリと痛みを残した。
増田「…浮気。すんなよ⁉」
A「はーい。…じゃ指切り♪」
指切りしたけど…
あー…。
Aが行っちゃう…。
…そう思った時。
Aは振り向いてバタバタとこちらに向かって走って来た。
何事?って思って車から降りると
A「貴久っ‼」
増田「うぉあっ‼」
.
飛びつき…からのキス。
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A「…今日は会社の人たちと飲み会だよね⁈」
増田「あ…おぅ。そーだよ」
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返事をすると「嘘…じゃないよね?」って。
珍しくAが疑った。
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増田「嘘は…ナシなんだろ?」
A「…そーだったよねwあはは。」
増田「…お前が心配することないよ」
そう言ってぎゅぅっと抱きしめた。
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…オレはAに『嘘』をついた。
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嘘つきを暴くためとは言え
オレは何食わぬ顔で…最愛の人に『嘘』をついた。
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Milk−T(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます♪まさかそこにいるとは思ってないもんね。小さな嘘はやがて大きくなる。その嘘がどうなっていくのかうーん・・。更新頑張ります♪ (2017年8月30日 16時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - ゆっぴーさん» コメントありがとうございます。辛いですよね、スイマセンw頑張って更新しますのでお待ち下さいね♪ (2017年8月30日 14時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - 唯莉さん» ドキドキしてもらえて嬉しいです♪更新お待ち下さいね。 (2017年8月30日 14時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ナナし - 後,増田さんと希さんのことはここで何とかしないとマズいんじゃないでしょうか?と言うかホントにしぶとく残りますね。 (2017年8月30日 12時) (レス) id: ee15053760 (このIDを非表示/違反報告)
ナナし - と言うか手越さんの彼女さん怒って手越さんに言えばよかったと思います。こんなことを言ったら何ですが結局自分も浮気した彼氏と同じになってしまいましたね。汚れた物同士みたいな。最悪と思う人と同じことしてどうする!って思いました。私は嫌いな人と同類は嫌です! (2017年8月30日 12時) (レス) id: ee15053760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年8月17日 16時