小悪魔☆ハニーvol.27《T.MASUDA》

story1297 ページ47

．

ｼｹﾞ「なんか…そんな感じすんな。」

増田「おー…。それをさ。早くAに伝えたいんだけどなw」






.






ｼｹﾞに相談すると「いや、まだやめとけ」って言われた。









なんでかわからずにいると…「憶測で話して、もし妊娠してたらまた傷つけるぞ」って…









つくづく自分が単細胞で嫌になる

そうだよなー。

ちゃんとした証拠もないのに話しても期待させるだけだもんな








．




ｼｹﾞ「100％妊娠していない事実を明確にしてからAちゃんに話すべきだ、とｼｹﾞ的には思う」

増田「ｼｹﾞ的にはね。
…ｵﾚもそう思う。ん…だけどさー…」









…今…Aのそばには山田がいるんだよね。
ｵﾚ的には「ｵﾚ達またやり直せるよ」って事を早くAに知ってもらいたい。









それを聞いてｼｹﾞは「焦るなよwどうせお前らは一緒になるんだから…」って笑う。









．





増田「なんでそう思うの？」

ｼｹﾞ「運命の人。だからだろw」









.








運命の人…









．




そこでｵﾚはｼｹﾞに「運命の人って…2人いるって知ってる？」と聞いてみた。









さすがにｼｹﾞは「聞いたことあるけど…」って答え。









…ちょっと知ったかぶりしてみようと。
知的なところを見せてやろうと思ったけど失敗w









.




ｼｹﾞ「だからって。運命の人には変わりねーんだよ。
それに．」

増田「それに？」

ｼｹﾞ「もし自分が別れを教える立場でも…
そんなもん変えてやりゃいいんだよ。」








．







増田「運命を変える…」

ｼｹﾞ「まっすーなら出来るって。
どうせAちゃんから離れられないんだろ？」

増田「そーなのですw」






.






今日のｼｹﾞはすげー…頼もしい。
欲しい言葉をどんどん言ってくれる。









…ﾎﾛ酔いっぽいけど。









ｼｹﾞ「ｵﾚ....ｵｼ ｯ ｺしてくるw」

増田「はいw」








.




今日のｼｹﾞ...好きw

ｼｹﾞがﾄｲﾚに行く背中を見送ると

入れ違いに女の子2人がでてきて。

ｵﾚの後ろを通り過ぎた









A…くらいの女の子かな。
つい…何を話してるのか聞き耳をたてると。









「…っと。ｳｻﾞいわー…w」
「とか言って誘ったの自分じゃん。」
「たまにはﾀﾞﾒ男に抱かれろっつーの」
「ねー…ｲｹﾒﾝ連れて澄ました顔してさ…。」
「…ﾏｼﾞうちら性格ﾌﾞｽw」









「あはは」って笑う女の子。






怖〜…

story1298→←story1296-5月2日-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す