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ななもり。side
桃s「こんなに見つけられないことがあるかしら」
メンバーと茉里ちゃんが事務所に集まった
俺が初めて視線を感じてから2週間
みんながAの周囲を警戒してくれているが一切しっぽを掴めずにいた
視線以外の実害がない以上、警察は動いてはくれない
だから俺たちだけでどうにかしなきゃならないんだけど、既に手詰まりになってしまった
橙「全員が気づくほどの視線やって言うのに…」
桃「俺たちがAちゃんから離れるタイミングがあるだろ?
そういう時と視線って感じてる?」
「…分からないんです
もう、1度気づいてしまったら疑心暗鬼になってしまって、見られてる気がするんです
…すみません」
桃「責めてるわけじゃないから気にすんな」
「はい…」
常に誰かに見られてる恐怖とみんなに迷惑をかけてるという申し訳なさでAは日に日に疲れていった
最近では今まで以上に睡眠が取れなくなり、外に出る回数も格段に減った
黄「ところで事務所に集めたってことは何かあったんですよね?」
紫「うん…今日の朝、家のポストにこんなのが入ってた」
そう言って、俺は1枚の紙をみんなに見せた
そこには
『もうすぐ助けてあげるからね
僕は君の騎士だから♡』
って書いてあった
パソコンで書いて印刷したようで、ここから筆跡を確認することは出来ない
桃「…ストーカー確定だな」
橙「車で出掛けてるAちゃんの家を特定するなんて相当な執念やな」
赤「スーパーの知り合いとかに家聞いたんじゃないの?」
「みんな、私がどこに住んでるか知らないはずです
ジェルくんの家の方まで買い物に行くので、ちょっと遠くって表現しかしたことないから」
黄「そうなんですね
なら、車かバイクですかね」
橙「車はさすがにバレるやろ」
青「バイクも着いてきてたら分かるよね?」
桃「裏道を使ったりして、バイクで着いてきたんじゃね?
Aちゃん、最近はスーパーか事務所しか来ないからちょっと目を離しても追いつけたんだろ」
「事務所バレてたらどうしよ…」
紫「最近は俺の車で一緒に来てるし、ここは会社がいくつか入ってるようなビルだから人の出入りも多いし、駐車場から人目に触れずに上まで来れるからバレないと思う」
「…そっか」
赤「このビルで働いてるくらいには思ってるかもね」
紫「そうだね」
この時の俺たちは『もうすぐ助けてあげるからね』の本当の意味を理解出来ていなかった
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るりあ(プロフ) - 更新ありがとうございます(*´꒳`*)何回一から読み直しても飽きない最高の作品です^ - ^ (2022年3月7日 2時) (レス) @page47 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
るりあ(プロフ) - ほんっとうに世界観にぐっと引き込まれます。。。めちゃくちゃに続きが気になります(*´꒳`*)更新お疲れ様です!またの更新楽しみにしてます! (2022年3月7日 1時) (レス) @page46 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - 仙斗って人が仕向けたのかな? (2022年2月28日 13時) (レス) @page40 id: 97d3b05e39 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - 騎士になれって言ったのは誰なのか……。夢主ちゃんかなーくんに被害が行くように仕向けたとしか考えられないのって私だけ? (2022年2月28日 13時) (レス) @page46 id: 97d3b05e39 (このIDを非表示/違反報告)
ももの。(プロフ) - みかん。さん» それなです…ヤバい…めっちゃ続きが気になる… (2022年2月27日 15時) (レス) @page35 id: e3acabb542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心葉 | 作成日時:2021年11月24日 19時