依存相手に選ばれました.8【紫】

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無事、リハーサル会場に着いた私たちは顔パスで控え室まで来た


紫「あ、Aありがとう」

「なーくん！
お仕事は？？」

紫「ひと段落したところ
リハまでちょっと休憩」
(つ`･ω･´)っｵｲﾃﾞ♪

「そかそか、お疲れ様」
(っ´˟`(´˟`*)♡

桃「なーくん、そのままでいいから話聞いて？」

紫「なぁに？」

桃「その前話した、俺の彼女
八坂 茉里
高校の部活の後輩ね」

紫「あぁ…それでAに迎え頼んだのか
すとぷりのリーダーをしてるななもりこと、紫藤 颯真です
よろしくね」

桃s「えっと…よろしくお願いします」

桃「なーくんとAちゃんの距離感はこれで正しいから慣れて」

桃s「え、はい」


まだ戸惑ってる茉里さん

まぁ、これが正しい反応だろう

ここの人達の感覚がおかしいだけだ


続々と集まるメンバーに茉里さんを紹介したさとみくんはみんなにからかわれて、少し面倒くさそうにしながらもやっぱりその表情からは嬉しさが滲み出てる


赤「ころちゃん、俺たちは仲間だよね！？」

青「僕も彼女欲しい！」

赤「非リア同盟結成だ！」

青「莉犬くんとかぁぁぁ」

赤「不満そうだな、おい！！」

青「そんなことないwww」

橙「俺も非リアやでw」

赤「紬ちゃんがいるじゃん！
絶賛恋愛中のジェルくんは仲間なんかじゃない！」

青「片思いのまま終わってしまえ！」

橙「なんちゅーこと言うねん！」

黄「このまま、2人で女子会ですか？」

「その予定です」

紫「ちょっと早くこっちおいでよ
リハーサル見学に！」

「当日の楽しみが…」

紫「ラストだけなら平気だよ」

「差し入れにアイスでも買ってこようか？」

紫「あ、じゃあこれ使って」

「…後で請求するよ」

紫「旦那のクレカが使えないと？」

「クレジットカード怖い！」

紫「怖くないから、大丈夫大丈夫」

黄「僕、バーゲンダッツで」

青「さりげなく高いの頼んでんなww」

紫「すとぷりメンバー、女子会メンバー、あとスタッフさんも含めて…25個くらい買ってきて？」

「はーい」

紫「じゃあ、これね」

「どうしてもクレジットカードで払わなきゃダメ？」

紫「ぅ…もう！
ちゃんと領収書もらってきてよ？」

「えへへ、わかった！」

桃s「…誰も話さない時間ってないんですね」

桃「ほぼないね
誰かしら声出してるから」


その後、みんなをリハーサルに送り出してから私と茉里さんは会場を後にした

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