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「え…と、仕事関係の知り合い…ですかね」
桃s「なんでちょっと言い淀んでるのよ!」
桃「茉里、落ち着いてくれ
深呼吸しろ」
桃s「〜〜っ!!
すぅ……はぁ……」
さとみくんの一言で一応深呼吸をした彼女はこっちを睨んでくる
彼女が美人ゆえに、無駄に迫力がある
桃「睨まない」( '-' )ノ)`-' )ぺし
桃s「…誰」
「初めまして、紫藤 Aと言います」
桃s「八坂 茉里です(ㅎㅎ)」
桃「Aちゃんはメンバーのなーくんの彼女で、俺達の送迎とか仕事の手伝いをしてくれてるの」
桃s「…あ!え!?
シャオさん!?」
桃「知ってんじゃん」
桃s「知ってるけど、初対面で分かるわけないじゃないですか!
スタッフさんにしては明らかにプライベートだろう服ですし!」
「私は働いてる訳では無いので、服は自由にさせていただいてるんです」
桃「なーくんの彼女はなーくんの栄養素だから」
桃s「何言ってるんですか?」
私となーくんの関係を説明するさとみくん
ちょっと意味がわからないって表情を見せる茉里さん
桃「理解した?」
桃s「あんまり…?」
桃「まぁ、これから目の当たりにしたら嫌でも理解するだろ
それよりリハーサル行こうか」
桃s「え、一緒に!?」
桃「うん
メンバーにも紹介したいし、その後Aちゃんに女子会に連れてってもらって」
桃s「え…紹介!?
女子会って??」
「とりあえず、色々な説明は車でお願いします
遅刻しないようにそろそろ行きましょう」
後部座席に2人を乗せて、私は車を出発させた
あらかた説明の終わったところで茉里さんから黒いオーラを感じ取った
桃s「女子会の人達には今日私が参加すること伝えてあるんですか?」
桃「今言った」
桃s「私ならまだしも他人にそんなっ!
迷惑でしょ!?」
「あ、私たちなら大丈夫ですよ」
桃「ほら、いいって」
桃s「シャオさん、甘やかさないで!」
さとみくんに食ってかかる茉里さん
だけど、怒られてるさとみくんの表情はどこか嬉しそうで、1年ぶりの再会を心から喜んでるように見えた
「そういえば、なんで私に最初に紹介したんですか?
普通、リーダーのなーくんじゃ…」
桃「え、女子会リーダーはAちゃんでしょ?」
「普通の友達の集まりなんでリーダーとかめんどくさいしがらみが生まれそうな役職つけないで欲しいんですが…」
桃「まぁ、リーダーは置いといてもAちゃんに紹介しとけば悪いようにはしないだろうって信頼かな」
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るりあ(プロフ) - 更新ありがとうございます(*´꒳`*)何回一から読み直しても飽きない最高の作品です^ - ^ (2022年3月7日 2時) (レス) @page47 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
るりあ(プロフ) - ほんっとうに世界観にぐっと引き込まれます。。。めちゃくちゃに続きが気になります(*´꒳`*)更新お疲れ様です!またの更新楽しみにしてます! (2022年3月7日 1時) (レス) @page46 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - 仙斗って人が仕向けたのかな? (2022年2月28日 13時) (レス) @page40 id: 97d3b05e39 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - 騎士になれって言ったのは誰なのか……。夢主ちゃんかなーくんに被害が行くように仕向けたとしか考えられないのって私だけ? (2022年2月28日 13時) (レス) @page46 id: 97d3b05e39 (このIDを非表示/違反報告)
ももの。(プロフ) - みかん。さん» それなです…ヤバい…めっちゃ続きが気になる… (2022年2月27日 15時) (レス) @page35 id: e3acabb542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心葉 | 作成日時:2021年11月24日 19時