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プレゼントひったくり恩返し事件・6 ページ44

プレゼントひったくり恩返し事件・6

因幡望side

鉄「ちょ!お礼って!
俺、何もしてないさ!」

望「兄さんのプレゼント選び付き合ってくれたじゃん」

貰った包みを持ったままあわあわあわあわしている鉄謙さんがまたもや可愛い
マフラーで顔を埋め、上がる口角を隠した

望「じゃ、そうゆうことで
兄さんが呼んでるみたいなんだ
また、会えたら」

鉄「だ、だから!」

私は鉄謙さんの前に人指し指を見せた

望「警察のお仕事は」

鉄「へ?」

望「市民を守ることです」

呆気に取られているが、私は構わず続けた

望「私は守った市民からお礼は頂けません!
じゃ!貴方がいらなかったら美和ちゃんって子にあげていいからね!」

私はその場からダッシュで離れた
早く兄さんのところにいかなくちゃ…



私は全力で走り、兄さんのもとに着いた

望「兄さん!!」

洋「望!!」

望「こんがり焼けて狐になったって聞いたけどもう平気?」

洋「うん!大丈夫だ!」

望「良かった…」

私はその場に座り込んだ
良かった…

洋「望、大丈夫か?」

望「ここまで全力で走って来ちゃた…
疲れた……」

洋「俺のために……
のーぞみーー!!」

荻「望、来たか」

洋「タイミングわりぃんだよ!」

私に抱きつこうとした、兄さんは動きを止め、荻に食ってかかった

荻「洋、望
いい知らせだ」

「「?」」

荻「クリスマス当日
望は休みだ」

望「え?」

洋「本当か!やった!!
何年ぶりだろうなぁ!望とクリスマス過ごせんの!」

望「荻……」

荻「気にするな、俺も休める」

望「そっか」

兄さんは私に抱きついて頬擦りした
私も身を預け、兄さんに頬擦りした

クリスマス…何年振りだろう
せっかく休みを貰ったんだ楽しまなくちゃ!



作「無双の吉継がイケメン過ぎて辛い」
望「知るか」

プレゼントひったくり恩返し事件・その後(因幡兄妹の場合)→←プレゼントひったくり恩返し事件・5



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飛龍@寥星跋扈(プロフ) - なごみさん» おー、嬉しいですねー!どの辺がですか? (2014年12月24日 6時) (レス) id: 8bf6aafcda (このIDを非表示/違反報告)
なごみ - 望の気持ちにずっと同感です! (2014年12月21日 17時) (レス) id: a0d65009dc (このIDを非表示/違反報告)
飛龍@寥星跋扈(プロフ) - ユーさん» 警察は市民を守るのです!最初から望はそのつもりでした! (2014年12月15日 17時) (レス) id: 8bf6aafcda (このIDを非表示/違反報告)
ユー - これお読んだら納得です! (2014年12月15日 16時) (レス) id: 6dc9e42b9d (このIDを非表示/違反報告)
飛龍@寥星跋扈(プロフ) - ユーさん» 鉄謙ビックリな返しです! (2014年12月14日 17時) (レス) id: 8bf6aafcda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛龍@寥星跋扈 | 作成日時:2014年8月20日 19時

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