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司「お姉さまぁぁぁぁ!!」
放課後、珍しく司くんが私の教室を訪れた。
半泣き状態で抱きつかれ、ちょうど近くにいた泉も驚いてこちらへやって来た。
『落ち着いて?』
司「…うぅ…」
泉「何があったわけぇ?」
司「それが…いたのです」
『何が?』
司「私達のlesson室にghostが!」
泉/貴「『は?』」
なんでも、レッスン室に白いお化けがいたらしい。
床に張り付いていたとか…。
『それって、ただ単に布団で寝てる凛月くんじゃなくて?』
司「私もそう思ったのですが、先程gardenterraceで眠る凛月先輩をお見かけしてしまいまして…」
凛月くんじゃないとしたら、確かに思い当たる節がない。
でも、さすがに幽霊はいないよね…?
『よし、泉。行ってこい』
泉「はぁ?めんどくさいんだけどぉ。アンタが行きなよ」
『私が襲われたらどうするの?泉は仮にも騎士でしょ。姫を守ってよ』
泉「アンタの騎士は王様ひとりで充分でしょ」
『意味わかんない』
司「そうですよね…」
『え?』
司「私、Knightsの一員でありながら、ghostに怯えて逃げてしまったことがお恥ずかしいです!今度こそ、お姉さまを守って見せます!」
『う、うん!』
どうやら、司くんの変なスイッチを押してしまったらしい。
では、行ってまいります!
と拳を握り、来た道を帰る司くん。
泉「…心配だし、ついていくよぉ」
『…そうだね』
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咲那(プロフ) - いるあさん» コメント、本当に励みになります!ありがとうございます。 (2018年10月9日 17時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
いるあ(プロフ) - 完結おめでとうございます。毎日更新されてるか楽しみにしながら読んでました。 (2018年10月9日 8時) (レス) id: e948e94d21 (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - kuruさん» ありがとうございます!頑張ります(*^^*) (2018年10月8日 16時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - いつも楽しんで読ませてもらってます!これからも頑張って下さい!更新楽しみにしてます(^^♪ (2018年10月8日 16時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - いるあさん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです!亀更新ですが、よろしくお願いします(*^^*) (2018年9月23日 0時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲那 | 作成日時:2018年9月15日 0時