検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:53,811 hit

▽21 ページ24

.





司「お姉さまぁぁぁぁ!!」




放課後、珍しく司くんが私の教室を訪れた。

半泣き状態で抱きつかれ、ちょうど近くにいた泉も驚いてこちらへやって来た。





『落ち着いて?』


司「…うぅ…」


泉「何があったわけぇ?」


司「それが…いたのです」


『何が?』


司「私達のlesson室にghostが!」


泉/貴「『は?』」





なんでも、レッスン室に白いお化けがいたらしい。

床に張り付いていたとか…。





『それって、ただ単に布団で寝てる凛月くんじゃなくて?』


司「私もそう思ったのですが、先程gardenterraceで眠る凛月先輩をお見かけしてしまいまして…」





凛月くんじゃないとしたら、確かに思い当たる節がない。

でも、さすがに幽霊はいないよね…?





『よし、泉。行ってこい』


泉「はぁ?めんどくさいんだけどぉ。アンタが行きなよ」


『私が襲われたらどうするの?泉は仮にも騎士でしょ。姫を守ってよ』


泉「アンタの騎士は王様ひとりで充分でしょ」


『意味わかんない』


司「そうですよね…」


『え?』


司「私、Knightsの一員でありながら、ghostに怯えて逃げてしまったことがお恥ずかしいです!今度こそ、お姉さまを守って見せます!」


『う、うん!』





どうやら、司くんの変なスイッチを押してしまったらしい。




では、行ってまいります!

と拳を握り、来た道を帰る司くん。





泉「…心配だし、ついていくよぉ」


『…そうだね』





.

▽22→←▽20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

咲那(プロフ) - いるあさん» コメント、本当に励みになります!ありがとうございます。 (2018年10月9日 17時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
いるあ(プロフ) - 完結おめでとうございます。毎日更新されてるか楽しみにしながら読んでました。 (2018年10月9日 8時) (レス) id: e948e94d21 (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - kuruさん» ありがとうございます!頑張ります(*^^*) (2018年10月8日 16時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - いつも楽しんで読ませてもらってます!これからも頑張って下さい!更新楽しみにしてます(^^♪ (2018年10月8日 16時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - いるあさん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです!亀更新ですが、よろしくお願いします(*^^*) (2018年9月23日 0時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲那 | 作成日時:2018年9月15日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。