さーん ページ4
2Bの教室へ入るとナルちゃんが
「Aちゃん!もー、どこ行ってたの?心配してたのよォ、お昼一緒に食べたかったのにィ」
「ごめんごめん、またランチしようね」
「約束よ?あら、髪型変わったわね♪可愛い♪」
早速編み込みに気付いてくれた。少し誇らしくなって、兄さんにしてもらったのとか言ってしまうところ私はブラコンなのだろうか
「お兄さん器用よねェ♪それにしてもホントに可愛いわァ♪ね、凛月ちゃんもそう思うでしょ?」
そう言って本当は私達よりひとつ年上の筈のクラスメートへ話題を振る
凛月君は少し気だるげに
「ん〜?いいんじゃない?でも、俺の妹の方が何億倍も可愛いけど・・・・・♪」
妹というのは夢ノ咲学院普通科へ通うねねちゃんの事だ
美形兄弟の妹だけあってそりゃあもう美少女さんである
中学校が一緒だったことから、気兼ねなく話せる私の親友だ。
「そういえばA、今日ねねの家に泊まるんでしょ?あの子をよろしくねぇ〜♪」
「こちらこそよろしくだよ、毎回泊まらせてもらってるからね。」
そんな他愛ない話をしているうちに、5校時目が始まった。
放課後
「それじゃあここで、部活頑張ってねナルちゃん!」
「うふふ、Aちゃんに言われたら、頑張っちゃうわよォ♪気をつけて帰ってねェ」
「はーい、ばいばーい」
名残惜しく手を振りながら、校門の方へと向かう。
え?部活には入ってないのかって?
ふふふ、入っておりますとも。紅茶部にねっ!
木曜日が活動日だから、今日はいいんです♪
誰に言っているのか分からない事を考えながら、校門の前に黒髪の少女の姿を見つけ、声をかけた。
「おーい、ねね。お待たせ」
「お疲れ〜待ってないよ、今北産業♪」
いつの頃のネタだか分からん返事をしているこの子が朔間ねね。
今日は、癖のある黒髪を耳の高さで二つに結んでいる。
「お〜ツインテだ、かわゆす」
「センキュ♪」
「さ、行こっか。いざスーパーヘっ!」
「了解」
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桜姫。(プロフ) - 美紀さん» わかります!桃李とかせないずとか凛月いいですよね! (2019年5月19日 18時) (レス) id: e8c4cd2134 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - あんスタ大好きです最高です桃季君と瀬名泉とりつくん大好きです (2019年5月19日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
桜姫。(プロフ) - 怪盗Nさん» うん、そっか (2018年12月26日 7時) (レス) id: e8c4cd2134 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N - 桜姫。さん» もう一度言う。女装(サンタコス)とか私の理性やばい。 (2018年12月25日 21時) (レス) id: 67c6f9a5d2 (このIDを非表示/違反報告)
桜姫。(プロフ) - 怪盗Nさん» 大丈夫か?( ・∀・) (2018年12月23日 7時) (レス) id: e8c4cd2134 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜姫。 | 作成日時:2018年10月5日 11時