× 媚×薬 -イビツ- な カノジョ ×【あんスタ!!】

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『ねぇ、千秋』
千「なんだ〜？」

『私さ、何してた？』
千「……」
『あんまり覚えてなくてさ〜……う〜〜ん、厳くんとナナちと……あと、二人いて……』



千(………言うべき、だろうか。何故だか、俺が言ってはいけない気がする。)



千「変なところで昼寝をしていたんだろう!!お前を見つけたときはビックリしたぞ!!(ﾆｺｯ」
『え、うわ……ほんと…恥ずかしい……//』


千「………」
泉「かさくん経由で連絡ついたからね」
『あ、ありがとうございます…!!//』


泉「どういたしまして。てゆ〜か、なんでホールハンズにメンバーの連絡先登録しないわけ!?あと電話番号知らないってなに!?頭よわいの!?(怒」


『ﾋﾞｸｯ)……!!!?』



泉「いい大人なんだからいつまでも甘えてないでよねぇ!!甘えがあるから、どこもかしこもムチムチなんでしょ〜!!?ほら、ほっぺも!!(怒」
『むひむひらないれす〜……!!(泣』

泉「嘘つけ!!こんなんじゃ、食べちゃうからね!!!(怒」
千「……瀬名(苦笑」




＜ガチャ!!!＞


厳「A…………!!!(汗」

『あ、厳く〜〜ん!!!(泣』


＜ギュ……＞



厳「は？なんで泣いてんの？(ｷﾞﾛｯ」
泉「……ちょっと、助けた俺たちを睨むってなぁに？」
厳「Aを泣かす奴は殺す」

泉「………ふぅん」



千「おおお、落ちつこう!!な!!?平和に平和にいくべきだ!!(汗」
『？？』



Aは強く抱きしめる厳の顔に目線を移す。厳は、ひどく恐ろしい眼をしていた。

【Aは、その眼を知っている。】





『厳っ!!!!!!』


厳「……!?(驚」
『……だめ、や……めて…？』



Aの体が酷く震え始める。彼女の焦点が合わなくなる。



＜ドクン。＞



【だめな子】



＜ドクン。＞



【何故、お前がそこにいる】



＜ドクン。＞




【愛されるなんて、本当に思っているのか。】



『厳くん、厳くん…!!厳、厳くん…!!?(汗』
厳「A!!俺はここにいる!!A!!?(汗」






嗚呼、あの眼だ。


私が、感じたあの眼だった。


ステージの上にいる、私を見る眼。






ああ、見ないで。
ああ、やめて。
ああ、怖いよ。


やだ、もっと…
もっと、もっともっと………!!!






『愛して…………!!!!?(汗』


厳「……A!!!!俺は愛してる!!お前がいるから、俺は生きてる!!お前のために死にたいくらい、お前を愛してるから…!!!!(汗」


＜ギュゥ……!!＞





厳「……愛してる、からっ……!!お願いだ、笑ってくれ……!!!」






この異様な光景を、千秋と泉は目を見開いて見つめていた。

誰かのスマホが鳴っている。

それに、誰も気づけなかった。

だい？？わ【みないで】→←第11話「不安要素」

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