× 媚×薬 -イビツ- な カノジョ ×【あんスタ!!】

第06話「理性の糸」 ページ22

『今日の服、めちゃくちゃ寒いよ』
海「せっかく綺麗な噛み痕なんですから、色んな方に見て頂かないと…♪(ﾆｯｺﾘ」
『そういうもの？』
海「そういうものです(ﾆｯｺﾘ」






茨「なんなんです、あなた」
海「僕は、真珠海利。Aの専属マネージャーです」


茨(………でっか)


海「ほら、A。お詫びをしに来たのでしょう？」
『……お、ぉう…!!』


茨「……………な、なんてハレンチな格好してるんですか!!?//(怒」



首元が露になったオーバーサイズのぶかぶかのニットにショートパンツ。


『はれんちって褒めてるの？』
茨「褒めてるわけないでしょう!!?(怒」
『？？』
海「貴女があまりに可愛らしいから、彼は興奮しているんですよ(ﾆｯｺﾘ」
『可愛い……可愛い!!?(ﾊﾟｧｱ』


茨「……ちげぇよ、この馬鹿…!!//(怒」



日「あ、Aちゃん!!」
『ﾋﾞｸｯ)………!!!』


日和の声を聞いて、茨の後ろに隠れる。



茨「……何してるんです？」
『……これ巴くんに渡して』
茨「あなたが渡せばいいでしょ…？」
『………茨』
茨「だから……//」

『……茨』
茨「…………//(汗」




茨「殿下!!Aさんは、先日のお詫びを兼ねて借りたジャージを洗って届けにきたようです…☆」


海「本当、雌犬ですね(ﾆｺﾆｺ」
『わん……？(ｷｮﾄﾝ』

日「毒蛇から受け取りたくないんだけど……(ﾌﾟｲｯ」
茨「はい"？？(ﾆｯｺﾘ」


日「Aちゃんに貸したはずだよ」
『……!!』


日「なぁんにもわからないんだね、だめな子!!」



『………だめ、な…子？』


＜………キュ＞


Aは隣にいる、海利の服を掴む。彼を見上げている顔はひどく動揺していた。



『……海利…？』
海「……………チッ(ｷﾞﾛｯ」

日「……」



海利は日和を睨む。
日和は動じない。



海「………A、帰りましょうか(ﾆｯｺﾘ」
『………だめ、だ!!』

海「………」
『ぇっと……だめ、なはずで……えっと、私どうしたら……』



海(……ふざけんな、巴日和)

日(………とか思っているんだろうね。本当に彼女が可哀想。彼女の回りみ〜んな【だめな子Aちゃん】しか見ていないみたい)



凪「……なにしてるの？」
ジュ「げ、Aさん…!!」



『_______!!!』



Aは、海利の服をつかんでいた手を離す。




海「……………は？(驚」





ジュンに、駆け寄った。




『漣ジュン!!!』
ジュ「……は、はい!!?//」


『教えて、ごめんなさいの仕方…!!!』

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