× 媚×薬 -イビツ- な カノジョ ×【あんスタ!!】

コズプロ編 1-1※ ページ16

茨「調子乗んなよ、雌ガキ……(ｷﾞﾛｯ」



(きらいだ、あれはきらいだ。きらい、きらい。きらい。でも、いちばんきらいのはあいつ)



『でも私、【テンシ】がだいきらい』

ジュ「は？知らねぇよ…(ｷﾞﾛｯ」



ジュンは、虚ろ目なAをもう一度殴ろうと腕を振り上げる___






ナ「A」



＜ガッ!!!＞


ジュ「………ぁ……!!?」



ナナが、Aとジュンの間にはいり…Aを抱き締めた。ジュンの拳はナナの頭を直撃する。




ナ「A〜……怖くないぞ〜」
『………？』

ナ「お前の騎士さまを殺す奴は、もういないんだ…わかるかな？(微笑」
『……でも…』

ナ「あれは【彼】ではない。あの悲劇を起こした【彼ら】ではない。あの子は輝かしいアイドルだよ。眩しい程の輝きを放つ、巴日和っていうアイドルなんだよ」



『……あの巴日和と別人？』

ナ「そう。彼は純粋な太陽だよ!!そして、乱凪砂も……絶対に失ってはいけない、素晴らしいアイドルだよ(ﾆｺｯ」




『……アイドル……？』





嗚呼、やっちゃった。

私は、やってしまった。



どうしよう。




『……………どうしよう…!!!?//(泣』



Aは泣きじゃくりながら、床に頭を打ち付ける。



『ごめんなさいっ!!!ごめんなさい、ごめんなさい!!//(泣』


強く、強く頭を……何度も床に打ち付ける。



ジュ「何してんだよ、あんた!!?(汗」





【「わるいとおもったらね、なきながら、あたまをなんども…つよくつよく……ゆかにうちつけるのよ」】





ナ「……やっぱりまだ駄目なんだね」

ジュ「おい、あんた!!こいつ止めろよ!?死ぬぞ!!?(汗」
ナ「……無理なんだ、アタシには……何もできない……!!」


ジュ「はぁ!!?っ……!!!(ｷﾞﾘｯ」



ジュンは、ひたすら頭を打ち続けるAの髪を荒っぽく引っ張る。



『ごめんなさい……//(泣』
ジュ「…………(驚」


【ドクン。】



ジュ(……なんだ、これ…)





体内があつくなる。

なにか、悪いモノヲ取りこんだような。


脳内ガ、メグる。


本能が、叫ブ。









【喰ってしまえ】と。









【「そうすると、かみさまはね…わたしたちをらくにしてくださるの」】

コズプロ編 1-2※→←第04話「検索:きらいとは」

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あずきいろ

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