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記憶の先へ ページ11

正直、まだ驚いている。
叶が子供になっているとは。
いや、そうじゃなくて、
生まれ変わっていることに。

誰かに知らせたかった。
叶が生きているという事実を。

スマホを取り出して、
連絡できる人はいないかと探す。
LINEは、あまり多くないが、
友達はいる。

黛。

スクロールをしたときに目に入った。
黛ならわかってくれるかもしれない。
微かに期待をした俺は、
黛に電話をかけた。

葛「黛、ちょっといいか」

黛『いいけど、どうかした?』

葛「悪い、見てもらった方が早そうだ」

通話をビデオ通話にして、
眠っている叶を映した。

黛『これって…!?」

葛「叶。生まれ変わったらしい。
  渋谷に捨てられてたから拾ってきた」

黛『叶、さん…なの、本当に…?』

葛「ロトもちゃんと持ってる。
  何もかもが叶だ。間違いないはず。」

一通りの説明をしたが、
黛の様子がおかしい。

葛「黛?どうかした?」

黛「この子…ッ、うちの施設にいた子だ…っ」

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(〃ω〃) - 泣かせんといて……涙がボロボロ出てきてな、くろのわはやっぱり不滅やと思ったんよ、叶たんは記憶取り戻したんかなぁ、戻ったらゲマズで集まってほしいなぁ、まぁこの話は完結しちゃったねんけどな (2022年10月5日 14時) (レス) @page13 id: 8f8400f448 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かりんとう | 作成日時:2022年3月5日 16時

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