フライト１６２ ページ13
白石side
ﾋﾟｯ………………ﾋﾟｯ…………………ﾋﾟｯ………………………
ICUの重症個室で
深い眠りについてるA先生
モニターから聞こえる心拍は
今にも止まりそうで不安を煽る
藤「オペ中覚醒しかけた!?」
緋「それって
じゃあその麻酔医の医療ミスで…
A先生は…」
冴「はい…
オペ中も何度かバイタルが下がって
危険な状態が続きました。」
血圧も低い
酸素濃度も何とか80%を
人口呼吸機で保たせてる状態
脳ヘルニアや痙攣
ドレーンの留置が長引けば
髄膜炎の危険性も高まる
藤「……クソｯ……」
正直現状は最悪過ぎて
バイタルさえ安定が見込めない
この状況
８年前より状況は苦しかった
緋「…ｯ……A…先生…」
心臓がいつ止まるか分からない
その瞼がもう開かないかもしれない
生と死の狭間とは
まさにこの事なのかもしれない
抑えきれない不安に
拳を握りしめ無力さを痛感してると
ICUに藍沢先生が入って来た
藤「…お疲れ…」
藍「あぁ…
…白石
暫くの間ヘリを降りる事にした」
白「え?!」
突然の藍沢先生の言葉に
私は思わず声を出す
緋「ちょっと何それ?
責任感じてとかなら許さないけど」
藍「そうじゃない。
A先生のバイタルが
安定するまでの間
俺が術後管理をする。
…１秒の油断が全てを打ち砕く。
今にも止まりそうな心臓を
徐々に回復させるには
これしか方法が無い。
橘先生にも了承を得た。」
A先生のカルテを見ながら
淡々と話す藍沢先生の姿は
全ての責任を感じて
自分を責めてるように見えた
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夢生 - 一気見しました！とっても面白くこんな神作品あったんだ！！と思い早く見つければ、、、、っと思いました。フェロードクターへのペンライトを渡す話を作ってほしいです、 (7月17日 11時) (
レス) @page40 id: 3361693464 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 本当に感動しました！素晴らしい作品をありがとうございます。 (2022年7月25日 0時) (レス) @page45 id: 19e2eaebde (このIDを非表示/違反報告)
凛月の青ネクタイ(プロフ) - 全話読ませて頂きました。ストーリーに引き込まれて1日と数時間で読んでしまいました...!!wとっても素晴らしい作品で何回もボロボロと泣いてしまいました。w (2022年3月17日 8時) (レス) @page45 id: 76659572a6 (このIDを非表示/違反報告)
とも - すごく泣きました。 命をかけて命を守る先生に尊敬します。 (2021年8月16日 15時) (レス) id: d18718b8b3 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - この人の生き様がかっこよかったです！！ (2021年6月11日 21時) (レス) id: d1e137546b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんなる。
| 作成日時：2017年9月9日 0時
