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そんな楽しい時間は、あっという間に過ぎて
時計を見ると、そろそろ良い時間。
いい加減、彼女にも迷惑がかかるし、明日からまた札幌だから、体も休めないといけない。
彼女に帰る旨を伝えた。
すると彼女は、エプロンのポケットからメモを取り出して一枚剥がすと、
ボールペンでサラサラと何かを書いて、俺の手に握らせた。
「これって…」
開いてみると、そこには綺麗な文字で書かれた連絡先と
彼女の名前。
この時初めて、彼女の名前を知らない事に気が付いた。
「A Aさん…?」
『…はい。
もしまた来て下さるのなら、ここに連絡下さい。
お店閉めて待ってます、』
ぜひまた来て下さい、って笑う彼女に
ずっと、言えなかった事をぶつけた。
「…実は僕、ファイターズっていうチームでプロの野球選手やってて…
今日ここに来れたのも、偶然こっちで試合があったからなんです、」
えっ…と、彼女の顔から、徐々に笑顔が消えていく。
それでも、続けた。
「ここの球場で試合をやるのは1年に一度きりだから、
今度ここに来れるのは来年とか、そのくらいになっちゃうんですけど…」
『…そう、ですか』
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卓さんの台詞が間違ってたのと、主人公さんの台詞がひとつ抜けてました…すみません(>_<)
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める(プロフ) - 優衣さん» 私の拙い文章をここまで読んで下さり、感謝です(;_;)リクありがとうございます!次の作品は、遥輝さんを予定してますよー!続編、検討させて頂きますね^_^ (2016年10月16日 18時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 完結お疲れ様でした^ ^ 個人的にその後の続編希望です!また 次は遥輝のお話が読めたら嬉しいです^o^ (2016年10月16日 11時) (レス) id: 3af760ad69 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - はちさん» ありがとうございます!そう言って頂けるだけで嬉しいです(;_;)ステキな卓さん書けるように更新頑張ります♪ (2016年10月14日 20時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます!嬉しいです(o^^o) これからも、2人の事を見守ってあげてください! (2016年10月14日 20時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
はち - はじめまして!読んでてキュンキュンしちゃいました(>_<)卓さんステキですね。これからも楽しみにしてます! (2016年10月14日 19時) (レス) id: 5232ccc564 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:める | 作成日時:2016年10月8日 18時