33話 楽しく打ち上げ！ ページ34
kn side
「ただいまー！」
任務から帰ると、先に他のメンバーは共同スペースに居た。
「おかえ…り……ってNakamu？！大丈夫だった？！」
「そんな大袈裟に騒がなくていいでしょ〜？僕だよ？大丈夫に決まってるじゃん」
ふふん、とドヤ顔をするNakamuと騒ぎ立てたBroooock。
その光景を見て、少しほっとする。
あー…俺が本当に求めてた日常って、こんな感じなんだなーって。
「きんとき、何泣きそうになってんだよw」
「うぇ…？俺そんな顔してた…？」
「してるよwほらNakamu、きんときの世話してやってよw」
「べ、別にいいし！！」
シャークんに囃されて俺の顔が赤くなるのを感じた。
さいあく…恥ずかしい…
「きんとき！」
Nakamuに呼ばれる。
なに、と返事をすると、ぎゅっと手を握られ、
「またいつでも言って！任務も手伝うし、ここに遊びに来る！」
にっこりと笑う彼が愛おしくて、思わず抱きしめた。
「はー…絶対抱き潰す…」
ボソッと出た本音は、皆にも聞こえていたようで。
「そういうのは家でやってくださーい」
と常識人シャケ。
「きんさん欲出すぎw」
あっはっはと大笑いするBroooock。
「出たバカップル」
無愛想に本を読み続けるスマイル。
「お前いつからそんなんになったっけ？w」
ポテチ片手に笑うきりやん。太るぞ。
「も〜〜とりあえず！！今日はお疲れ。明日は皆フリーだし、久しぶりに飲み明かすぞ！！！」
俺は会話を切るように手を叩き、拳を突き上げて言った。
するとそこに居た皆はいえーーい！！と早速準備をし始めた。
一通り準備が終わると、グラスを片手に声を上げる。
「「「「「「かんぱーい！！」」」」」」
俺らの宴は、幕を開けた。
「はーー！さいっこーー！！」
「ｯﾊwwwきりやんおもしろすぎwwww」
きりやんの飲みっぷりに謎にツボるBroooockや、
「………」
黙々とおつまみを食べ続けるスマイルに、
「ｶｰｰｰｯ！！やべー今日ペース早いわw」
開始早々三杯目に突入するシャークん。
あと飲み明かすとか言っときながら烏龍茶を飲む俺。
いやまじ本当に酒だけは勘弁して。これガチ。
こんなグダグダこそ俺たちだな〜って思う。
「ちょっとみんな〜！調子乗って飲みすぎないでよね〜！」
様子を見たNakamuが皆に水を配っている。
しかしNakamuの注意は聞こえていないのか皆はわいわいとはしゃいでいる。
あー…これは明日になったら皆ダウンするやつだな…
「もー…」
困った表情をするNakamuの頭を同情の意味も込めて撫でた。
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あおみどり(プロフ) - Ayameさん» コメントありがとうございます！この小説を楽しんで頂けたようで嬉しいです！次回作も是非よろしくお願いします〜！ (2022年6月15日 7時) (
レス) id: 65d1867b2a (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 執筆お疲れ様でした！完結おめでとうございます！とても好きで更新をいつも楽しみにしていました！本当に良作品をありがとうございました！ (2022年6月15日 1時) (レス) @page37 id: 178e5a4b78 (このIDを非表示/違反報告)
あおみどり(プロフ) - のんさん» いつも見てくださりありがとうございます〜！めっちゃ嬉しいです励みになります！！ (2022年5月17日 23時) (レス) @page33 id: 65d1867b2a (このIDを非表示/違反報告)
のん - あおみどりさんの小説、やっぱし好きです〜！ (2022年5月17日 5時) (レス) id: 23d1b06221 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ﾜ！！やっぱり神だ…… (2022年3月3日 2時) (レス) id: 73f49162b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおみどり | 作成日時：2021年2月4日 22時
