黒色少女4 ページ30
no視点
臨弥は思った。
これで終わるのか
と。
飛鳥は思った。
戻れるの??
と。
色の少年少女は思った。
おめでとう
と。
少年は.......臨弥は機械から出た。臨弥は己の目、己の手、己の足、をみた。
臨弥｢見える....動く...歩ける....感じる...｣
蝶は言った。"
蝶｢確かにあたしは性格ひねくれてるけどねぇ？──────嘘はつかないよ｣
蝶の言葉に臨弥は｢はいっ！｣と笑顔で告げた。するとおくから白いワンピースに身を包み、水色のサンダルをはいた少女が現れる。
蝶｢もうひとつの約束｣
臨弥｢あ....すか....｣
二人の少年少女をおいて、蝶は静かにドアを閉じた。すると蝶を待っていたように参が現れる。
蝶｢......何？｣
参｢.....お疲れ様、蝶。｣
そのまま二人は黒い闇のなかに消えていく。蝶はボソリとつげた。｢此処からは、雪の仕事｣だと
臨弥と飛鳥は現世ではなそうね？と話をつけて、笑っていた。すると、ギィ〜と鈍い音をたてて、どこからか現れた水色の扉が開く。そこから出てきた人に、二人は同時に声をあげた
臨弥 飛鳥｢雪ちゃん！｣
すると雪と呼ばれた少女はニコッと笑い、｢二人で言わなくても....｣と可愛らしい声で告げた。
雪｢二人はね、現世に向かう権利ができたの。｣
そう告げると突然黒や白、色んな色が一つになった扉が現れた。雪は｢現世への扉だよ。これを潜れば帰れるよ｣と言う。
臨弥｢.....色々ありがとう....｣
そう告げると臨弥と飛鳥は扉に走った。二人が現世に帰ると、恐らく過去と未来が変わるだろう。死んだはずの飛鳥が存在すると言う世界に。でもそんなの、この世界にとっては些細な問題だ。二人が消えた黒い世界で、水色の少女は、二人が現世で幸せになることを祈っていた。
雪｢元気でね。二人とも....飛鳥ちゃん。私、凄く楽しかったよ....｣
その言葉は、黒い世界に静かに反響した。
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最終回じゃないですよ！(本作二回目)
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霧桜(プロフ) - 嘘つきアンナさん» あっあざーす！更新頑張ります！これからもお願いします！ (2016年6月10日 13時) (
レス) id: 513d5f37f3 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきアンナ - 更新きたーい!いいと思う! (2016年6月10日 12時) (レス) id: b493561bc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kill | 作成日時：2016年6月9日 18時
