紫色少女 ページ16
臨弥視点
次に目を覚ましたところは、教室みたいなところ。紫色の月明かりが不気味に恭は室を照らす。壁には賞状や習字が飾られている。だがそろそろ驚きにもなれたのか、僕はさほど驚かなかった。さて、試練の番人様はどこだろう........すると教卓に人影が見えた。瑠璃色の髪の綺麗な女の子だ。僕はその子に声をかけた。
臨弥｢君がここの人？｣
女の子は凛とした声で僕に告げた。
愛｢そう....ここが、紫の試練.....私は....ここの番人の....
......何かもったいぶるなぁ。試練ってなんだろう。すると僕の心を見透かすように、愛さんは言った。
愛｢ここの試練は.....この教室からの脱出......｣
は？脱出って.....これ脱出ゲームなの？？
愛｢この部屋のどこかに鍵はあるよ.....これは、脱出ゲームと変わらない......ヒントを探して頑張って......｣
......やるしかないか。まずなにしようかな？机のなかでも見ようかな......自分の席、どこだっけ.....２号車で、前から3番目....言えば真ん中かな？
臨弥｢あった......ん？本？｣
本の内容は、僕と似たような物だった。主人公は脱出ゲームに巻き込まれて、そこから脱出する、という本
臨弥｢ん〜。この本では、"思いで"が、ヒントなんだよなぁ....｣
.....思いでかぁ....
愛｢......思いの外時間かかりそう.....ヒント、貴女の好きなもの.....身近にあり.....仲間なもの.....｣
仲間.....好き.....身近.....バレー部のみんな？？特に好き......あ
臨弥｢研磨.....やっくん.....｣
愛｢それがヒント、頑張って.....｣
.......小さい？....小さい....小.....しょう.....賞？
臨弥｢しょう....じょう.....｣
それだけじゃ、どの賞状かわかんないなぁ......研磨、やっくん.....他の共通点は....音駒....バレー....男子....音駒....ねこま....音.....おん.....あ...
臨弥｢音楽賞状.....たしか一枚だけあったよね。.....｣
音楽会の賞状みたいのをひっくり返すと、緑色の鍵がついていた。やった(゜∇^d)!!←
臨弥｢これで正解？？｣
愛｢正解だよ......じゃあ、あの扉から出てね......｣
愛さんが指差した先にあるのは、緑色の扉。あれを抜けると、次の試練だよね......現実の僕は今、どんな顔で寝てるかな？鉄郎達はちゃんと部活やってるかな？.......そんなことを思いながら、扉を僕は開いた
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展開急ですみません
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霧桜(プロフ) - 嘘つきアンナさん» あっあざーす！更新頑張ります！これからもお願いします！ (2016年6月10日 13時) (
レス) id: 513d5f37f3 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきアンナ - 更新きたーい!いいと思う! (2016年6月10日 12時) (レス) id: b493561bc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kill | 作成日時：2016年6月9日 18時
