52話 ページ9
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「この私を侮辱した罰よ。せいぜい、苦しんで逝くことね…！」
彼女は着ていたパーカーのポケットから、金色に塗られたきらびやかなハンドガンを取り出す。そしてサクヤに向けて打った、が──
(……遅い)
狙った場所には１�个盒犬い鰐気�った筈。それなのに、サクヤはその常人を越えた速さで避けたのだ。
普通の人間ならば、心臓を撃たれて即死、だった筈だ。それほどこの少年は強いのか──
しかしこれはサクヤにとって、お遊び程度。避けられるだろうと予測していた彼女は鼻を鳴らした。
放たれた弾丸はサクヤのすぐ右を素早い速さで通り過ぎ、３ｍ程離れた後ろの壁にめり込んだ。
「まあ、このくらいの弾丸は貴方なら避けられて当たり前よね。……ならば、接近戦よ！」
彼女の右手に魔力が集まっていくのが気配で感じる。それと同時に右手に黒い渦が集まる。
そして──
「来なさい、【ダーククリスタル】！！」
女は、低い声で叫ぶと右手の目の前から黒い魔方陣が現れ、その魔方陣の中から漆黒のライフル銃２つを取り出した。男一人でも持つのが難しそうなそれをいとも簡単に片手で持ち上げ、構える。
「覚悟しなさい！」
右、左、右、左、右、左、右、左、右──
左右交互に射つ速さは音速だ。
初めは足元を狙ったが、バックステップで避けられてしまう、次に上半身を狙ったがサクヤはそれも難なく避け、バックステップの反動を利用して大きく上に跳躍した。
外れた弾はそのまま後ろの壁に当たり、今にも崩れそうな程だ。
サクヤはそのまま空中で回転し、女の前に音もなく着地をし、綺麗な回し蹴りを腹に食らわせた。
抵抗する暇も無かった女はそのまま、硬い岩を加工した壁に激突するとかくんと項を垂れて意識を手放した。
サクヤはゆっくりと女に歩み寄り、コートの内側に隠し持っていたナイフを女の心臓に突き刺した。気を失ってたため、呻き声一つともあげず即死した。
「……任務かんりょーっと。」
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如月唯奈(プロフ) - 今日から新しい時代が始まりました！今時代(？)こそ良いことが起こりますように！そして、この小説で一位をとってみたいなんて、贅沢を言ってみる(笑)これからもよろしくお願いします！ (2019年5月1日 3時) (
レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 黒桜さん» コメントありがとうございます！久し振りのコメントなので嬉しいです(*T^T)更新は遅くなりますが、これからもよろしくお願いします！ (2019年4月17日 18時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
黒桜(プロフ) - ストーリーも、イラストも私の大好きな世界観です!毎回更新楽しみにしています! (2019年4月16日 22時) (レス) id: 81872cb428 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 暗黒桜さん» ホントだ！ありがとうございます！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒桜(プロフ) - 如月唯奈さん» 57話が2回ありますよ！ (2019年3月23日 0時) (レス) id: 9ef58b7b9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャル(如月唯奈) | 作成日時：2019年1月15日 22時
