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80話 ページ39

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重い腰を持ち上げ、首を鳴らす。





「仕方ない




殺るか。」






クローム家から少し離れた木の上に降り立つ。まずは様子を見る。貴族の家は大体が結界が張っているがこの家は少し特殊だった。


一見、何もない洋館に見えるが結界が3重、その中には魔力感知器が幾つも。そして玄関の扉の前にはあれで気配を消しているらしいSPが複数いた。



館内を魔力を探りながら思う。


ルナを連れて来なくて良かった、と。




同族である彼女には少し酷な光景だろう。






「ん?………あれは…」



転移魔法を発動しようかと考えたその時、館の結界のすぐ傍に見覚えのあるマントを見た。



獅子が盾と銀の剣をもった紋章。───────騎士団だ。



彼等も自分と同じ目的なのだろうか。だとしたら少し厄介だ。ただでさえめんどくさい仕事なのに、彼らのお陰でもっとめんどくさくなる。



「悪く思わないでくれよ?」



指をぱちんと鳴らすと、騎士団の近くで小さな爆発が起きた。それはSPたちに気付かせるには十分な音だった。何事かと音の方へかけていくSP。




「ちっ、退散だ!」



リーダーらしき奴が命令を出すと次々に転移で帰っていく騎士たち。それを見尻にサクヤは今いた場所と真逆の場所へ転移した。


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  イラスト描いてもらいましたパートつぅ!!→←79話 クローム家



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設定タグ:殺し屋.暗殺者 , オリジナル , 魔法学園   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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如月唯奈(プロフ) - 今日から新しい時代が始まりました!今時代(?)こそ良いことが起こりますように!そして、この小説で一位をとってみたいなんて、贅沢を言ってみる(笑)これからもよろしくお願いします! (2019年5月1日 3時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 黒桜さん» コメントありがとうございます!久し振りのコメントなので嬉しいです(*T^T)更新は遅くなりますが、これからもよろしくお願いします! (2019年4月17日 18時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
黒桜(プロフ) - ストーリーも、イラストも私の大好きな世界観です!毎回更新楽しみにしています! (2019年4月16日 22時) (レス) id: 81872cb428 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 暗黒桜さん» ホントだ!ありがとうございます! (2019年3月23日 7時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒桜(プロフ) - 如月唯奈さん» 57話が2回ありますよ! (2019年3月23日 0時) (レス) id: 9ef58b7b9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シャル(如月唯奈) | 作成日時:2019年1月15日 22時

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