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78話 ページ37

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ルナが気付いた時にはもう既にサクヤは、ルナの背後に回っていた。

彼女が振り返ろうとするが、それよりも早く首に腕をまわす。そして、掠れるほど小さく、色っぽく、猫耳に囁く。



「……ダメ……なの?」


「っ……」


「今日はこれで終わりにするからさ……お願い…。」




顔を熟れたリンゴのように真っ赤に染めるルナ。


実はこの技は、殺し屋の同僚に教えてもらったものだ。他の女性には効果抜群だったが、ルナには初めて使うのでどうなるか不安だったが効果はあったらしい。

それにしてもこの声、吐き気がする。同僚の中にはこの声が良いと言う者がいるが、ただただ気持ち悪いの言葉しか出ない。


ルナも自分と同じように思うのかドキドキする。



「し、しょうがないですねっ……!こ、こここここ今回だけでで、ですよっ?!」




ありがとう、同僚よ。



そしてナイス、僕!




「ありがとう、ルナ。」



サクヤがにこりと笑うと彼女は何処かへ走り去っていった。魔力を調べたら自室にいることがわかる。



サクヤは、ビールがある冷蔵庫の取っ手を引く。中には2、3本の同じカンが置いてあり、その中の一本を取る。




プルタブを引くと、炭酸の抜ける心地よい音が響いた。




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設定タグ:殺し屋.暗殺者 , オリジナル , 魔法学園   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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如月唯奈(プロフ) - 今日から新しい時代が始まりました!今時代(?)こそ良いことが起こりますように!そして、この小説で一位をとってみたいなんて、贅沢を言ってみる(笑)これからもよろしくお願いします! (2019年5月1日 3時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 黒桜さん» コメントありがとうございます!久し振りのコメントなので嬉しいです(*T^T)更新は遅くなりますが、これからもよろしくお願いします! (2019年4月17日 18時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
黒桜(プロフ) - ストーリーも、イラストも私の大好きな世界観です!毎回更新楽しみにしています! (2019年4月16日 22時) (レス) id: 81872cb428 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 暗黒桜さん» ホントだ!ありがとうございます! (2019年3月23日 7時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒桜(プロフ) - 如月唯奈さん» 57話が2回ありますよ! (2019年3月23日 0時) (レス) id: 9ef58b7b9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シャル(如月唯奈) | 作成日時:2019年1月15日 22時

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