シェーンハイトと監督生 ページ14
ひと目見て、素材がいいと思った。
あたしほどじゃないけど、整った顔、余分な筋肉のついてない体、手入れされてないと聞いたとき信じられなかったぐらいきれいな髪。
「ちょっと顔貸しなさい!」
だから思わず声をかけた。
メイクしてみると案の定、見違えるほどキレイになった。
せっかくだからと服もあれこれ着させて一番似合う服を選びだした。
個人的にもなかなか良い出来栄えだったから、本人の了承を得てマジカメにアップしたの。
そうしたら、
この子誰!?めっちゃキレイ!
ヴィル様の隣にいられる人がいたとは…
だの、フォロワーが増えた。
それからあたし達はたまに集まってお茶会やミニファッションショーをする様になった。
VDCであたしがオーバーブロットしたとき、濃い毒が充満しているのをものともしてなかったのは流石に驚いたわ。
『落ち着きやがれください!』
というわけのわからない言葉とともに飛び蹴りを食らった。
遠くでルークが「ボーテッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
って言ってたのはわかった。
飛び蹴りにそれなりの偉力と衝撃があったからか、あたしは一瞬気を失って、オーバーブロットが終わった。
目が覚めて子じゃがに土下座されて、それから子じゃがは話しだした。
『僕のいた組織では、いつどこで命を落とすかわからない位危ないところだったんだ。おしゃれな服を買ったりしても、それを着て出かけられるかさえわからなかった。』
だから、あまり服とかに頓着がなかったんだ、と言った。
子じゃがは続ける。
『でもね、ヴィル先輩に服を選んでもらって、メイクをしてもらって、おしゃれとかおめかしって楽しいんだなって思えたんだ。メイクは女の子の取ってんだと思ってたから、尚更ね。』
ふにゃりと笑う子じゃがに声が出なくなった。
『それに、呪術師の世界は階級主義だから、無名とか雑魚は表舞台に立てないんだよ。僕は無名だったから、手柄を横取りされることなんてしょっちゅうだった。それが苦しくて、逃げたときもあった。』
『でも先輩は、逃げなかった。ネージュ君が主役になっても、近づきにくいと言われても、自分を保ち続けた。それは先輩の魅力だと思うんだ。だから』
どうせなら作っちゃわない?先輩が主役の物語。
ないなら作ればいい。そんなことを言われたのは始めてたった。
その言葉を言った彼は悪い顔をしていた。
リクエストありがとうございます!こんな物でいいでしょうか…
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月9日 17時) (レス) @page18 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつすむーじー(プロフ) - 夢主に!!風邪を!!引かせて!!ください!!!(( (2022年5月14日 20時) (レス) @page18 id: 61f5df45e6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - 呪術廻戦の子達が一時的に来てしまった系が見たいです!これからも応援してます。更新頑張ってください!! (2021年8月4日 9時) (レス) id: 0ea8b0dbfd (このIDを非表示/違反報告)
望月澪 - オバブロの戦闘が見たいです (2021年7月24日 15時) (レス) id: 81c14bd0e3 (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - SAN値チェック祭りじゃんか(笑)好き。 (2021年7月22日 14時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:二次元キャラはみんな神だと思う | 作成日時:2021年6月30日 18時