ヤンキー少女と生徒会

つー ページ2

「それは…」




＜回想＞


小学生の時…



母「あんたなんか産まなければよかった！！」


「ご、ごめんなさい」


父「誤れば済むと思っているのか？！」


「ち、ちがいます」



姉「だってーあんたは必要ないって」




「うっ…は、う、」


有「(A)？！」

「だ、大ちゃ…！！」


有「ほら深呼吸して
　 はい吸ってｰ吐いて―」


「っ スゥ う ハァ」


有「落ち着いた？」


こくっ



有「ごめんな守ってあげられなくて」


「ううん
　
　全部私が悪いんだよ」

有「(A)は悪くない！！！！」


有「いつかは守るから…」


「ありがと」


いつも親に殴られてた私を2こうえの大ちゃんは守ってくれてた

けど、私が中２の時…

姉「お母さーん
　 (A)に殴られた―泣」


「そんなことしてない！！」


母「見せて？
　
　 あざできてるじゃない？！」


そのあざは私に比べたら全然だし何しろ私はやってない、


母「うちの大事な娘に何してくれてんのよ？！」


「……ごめんなさい」


「………」




もうムリ、耐えられない


毎日毎日あざは増えていく


家、でよっかな、


財布とケータイあと少しの服とか必要最低限のものだけ持って

私はでてった


ガチャ


有「あれ、(A)もどっかいくの？」


「あ、大ちゃん」

「まぁ、ちょっとね」


有「…なんか隠してない？」


「別に」


有「…なんかあったら言ってね？

　俺は(A)の見方だから」


「うん、ありがと」


「んじゃまた、」


有「じゃーねー」



ごめんね、だいちゃんのこと裏切っちゃった、

すりー→←ワン！ｗ

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