【あんスタ】＋Continue 2

スクランブル3 ページ4

「…で、えっと、ここの棚の足押すとひっくり返るんで…」

試しに押すと棚の足の滑車が回って裏にある棚の奥の棚が現れた。奥は穴のようになっていて側面に収納出来るようになっている。

「AさんAさん！私！ここ好きです！！」

「はあ…お気に召したなら何よりで…」

日々樹先輩がキラキラした目でいくつかの仕掛け棚を開閉させる。

父曰く『男の夢を詰め込んだ』部屋らしいから男ならわくわくするんだろうね。母さんはアホな仕掛け作る金かけるなら増築しろってキレてたけど。

他にも仕掛けは色々あるけど夏目が知ってるからいいか。

「ていうか今更だけど何観るの？」

「でんじ○う先生」

「ああそう…」

Y○uTubeでも見てろよと思ったが言わないでおこう。面倒だし。

「じゃあ私部屋にいるから。終わったら言ってね」

夏目にそう言って映像室を後にする。

しかし男2人で本当にで○じろう先生見るか…？

えーぶ……いや、ありえなくはないか。一応夏目も日々樹先輩も男なんだし、そういうのは興味あるだろうし。

そもそもあるしね、映像室に。えっちぃの。

しかも多種多様なジャンルの。

親父隠してもないし。

夏目もどこにあるか知ってるし。

観るのは勝手にやってくれって感じだけど遭遇はしたくないからとりあえず近づかないでおこう。

私の知ったことじゃない。

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