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「俺たち以外の警察だってアホじゃないから調べられることは全部調べてる。だけど決定的な証拠がない。A、今から玉に電話してくれる？今から俺が言うことをお願いして」
私はガヤさんの言うことを覚えた。
そしてそのまま玉ちゃんに要請した。
ガヤさんにはきっとストーリーが見えている。
ガヤさんの目は私や俊くんじゃなく公園の出入口の方へ向けられていた。
そしてスマホを手に取って。
「もしもし宗像？今日はゆっくりでいいから明日現場に来て。絶対だよ」
そう言ってしばらくしてガヤさんは目を閉じた。
これはガヤさんが聴力をマックスにしてるモードだ。
しばらくして瞳は開かれた。
この瞬間のガヤさんはとても美しかった。
(A、俊。今から心の声で話していい？)
(もちろん)
(どうすんの？ガヤさん)
そしてガヤさんから聞かされる作戦。
絶対成功する。
私はそう確信した。
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作者名：ユタカ２ | 作成日時：2024年2月14日 15時
