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「さすが、宮。どんな奴なの?」



「その人毎回千ちゃんがSNSで何か上げる度に律儀にコメントをしてて、コラボの発表があった後は古川さんのSNSに人格否定のようなコメントをしてた。そんでもって、スタッフさんのリストに載ってある人で、そんなことしそうな人を探ってみたら合致しました。この人物です」



宮田さんが我々にパソコンの画面を見せてくれた。



「やっぱり……」



「横尾さん、この人を徹底的に調べて」



「了解」



「で、宮とワタ、次の作戦は?」



「それはもうニカちゃんと千ちゃんに活躍してもらわなきゃ。ねっ横尾さん」



「だな」



「あと古川さんには大仕事をしていただきます」



「何でしょうか?」



宮田さんの告げたことは実にシンプルなものだった。



「それだけですか?」



「それだけです」



「確かにそれだけで犯人は色々な気持ちに駆り立てられる」



横尾さんも賛同のようだ。



「でもそれ俺の作品が……」



「俺のセキュリティが……」



「そのときはニカと千ちゃんはもう容赦なく派手にやっちゃって」



宮田さんは明るく物騒なことを言った。



「その前にニカと千ちゃんにはもう一つ仕事を終わらせてもらう」



横尾さんはきっぱりと言った。



「OK。2つのミッションこなしてやるわ。千賀ヘグんなよ」



「そういうニカだって」



どうやら今回の作戦が決まったようだ。
とにもかくにも私は覚悟を決めて皆さんについていくだけだ。



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設定タグ:キスマイ , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:タレント
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作者名:ユタカ2 x他1人 | 作成日時:2023年12月17日 11時

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