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「まあ高塚さんなら問題ないよね?」



「OKOK」



そう言うやいなや宮田さんの右手が動いた。
と同時に私の右手も私の意思関係なく動いた。



「えっ……?」



「あとこんなのとかね」



玉森さんは軽く両手を広げる。
するとその間を電気が走った。



「ええっ?」



「これの合わせ技であいつを吹っ飛ばしちゃったってわけ」



玉森さんは語尾の最後に☆がつきそうな口調だった。



「これは一体……」



「超能力ってやつ?」



「お二人って人間なんですか?」



「れっきとした人間よ。ねっ宮田さん」



「うんうん。ちゃんとこの地球上で生を受けた人間ですよ」



「はあ……」



突然の超能力者の出現に頭の中が混乱する。
これって現実ですよね?
アニメやマンガの世界じゃないですよね?
というか……。



「宮田さんってマジで何者……」



私がこう呟くように言うと。



「だから、少し人智を超えちゃってる、ただのヲタクですって」



満面の笑みでそう言われちゃ返す言葉はなかった。



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作品ジャンル:タレント
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作者名:ユタカ2 x他1人 | 作成日時:2023年12月17日 11時

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