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「あいつは何がしたかったの?私をこんな目に遭わせて」
「そこは後で問い詰めるけど……Aを誘拐することで優位に立ちたかったんじゃない?そんなの俺たちに通用しないのにね」
「……だね。ガヤさんもう連行しちゃって」
「はい、A様」
ガヤさんは奥村に手錠をかけた。
「俊は念のためAを警察病院に連れていってあげて。後は任せろ」
「ありがとう」
ガヤさんはボロボロの奥村を連行していった。
「みっくん小笹さんは?」
「大丈夫。あいつがやったって証拠はあるから」
「千ちゃんチェーンソー持ってたね」
「何でも屋をやってるからね。車の中に色々積んでるの」
「A今日はゆっくりしなね」
「ありがとうワッター」
「Aが無事で良かった」
「ありがとう玉ちゃん」
「じゃあ宮。A」
「うん、ニカちゃん」
その後5人も帰っていって。
「俺たちも行こう」
「うん」
俊くんに手を繋がれて私もその場を去る。
皆のおかげであっという間に終わって、本当に皆がいて良かったと心底思った。
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作者名:ユタカ2 | 作成日時:2023年11月22日 15時