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「……なるほど。要はこれぐらいの鴨がいるのでこの人らの弱みに付け込めばお金を沢山取れますよってことを言ってる」
やっぱり駄目だ。
こいつはどうしようもない。
「ねえみっくんそろそろ小笹さんに話す?」
「だな。彼女の知ってるこいつは真っ赤な嘘だと伝えなきゃな」
「あとさ、奥村が小笹さんと本気で結婚すると思う?」
「……ないな。小笹さんは裕福な家庭で世間知らずのお嬢さんって感じだし」
「結婚詐欺働くと思わない?あと今日話した私の大学の同級生も奴の投資詐欺に引っかかった。その件は俊くんガヤさんお願いします」
「OK」
「はいよ」
「玉ちゃんその同級生の黒岩浩一くんも念のため調べといて」
「Aのお願いなら何でも」
「A、やっぱり探偵だろ」
「助手です」
そう、私はあくまで探偵助手なんです。
そしてやっぱり思うのは何でこんな男と付き合ってたのか、だった。
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作者名:ユタカ2 | 作成日時:2023年11月22日 15時