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「……だって自分の手を汚したところで元に戻るわけじゃないし。あいつがAにしたことは許せないけどあいつ自身に興味がなかったのもあるな。だから俺は警察になったのかも。したことに対して法で対処するって理知的な方法が性に合ってるというか。あと自分の手を汚したらAに会えなくなるじゃん。そっちの方が嫌」
「それは私も嫌だな。俊くんの顔思い浮かべたら抑止になるかな」
「でもAさんいくら俺が言ってもなかなかだからなあ」
「ひどーい。これでも加減してますー」
深刻な話もライトな話もしながら食事をしてこの日の行動は終わった。
移動も含め長い一日を経て事件がどうなっていくのか、まだまだ予想がつかなかった。
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作者名：ユタカ２ | 作成日時：2023年11月22日 15時
