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「そんな前からですか」
「よく漏れなかったね」
「俺たちがバラすメリットがどこにもなかったし。二人が徹底的にやってるのにそれを邪魔できないでしょ」
「ホント在学中はありがたかったです」
「どういたしまして。……今日はガヤさん休日出勤だね」
「そうなんですよ」
3人のスケジュールはなんとなく把握してるから話題に出す。
「多分仕事終わりに連絡が来ると思うから迎えに来てもらおうかな」
「そんなこと言われたら私も健永呼びたくなってきた」
「今日千ちゃんは？」
「健永は家業の手伝いがあって。頃合を見て私も連絡しよう」
長浜さんも大沢さんも順調そうで何よりだ。
「あれ？私先生にかんなと千ちゃんが付き合ってること言いましたっけ？」
「ううん。長浜さんが報告してくれた」
「だったね」
「どうりでいつの間にか知ってた印象だったから……ということはかんなもご相談を？」
「したね」
「ここだけの話千ちゃんも同時期に恋愛相談してた」
「私の物語の裏にそんなことが……」
美月ちゃんはメタ的なことをおっしゃる。
「高校時代が既に懐かしい。ねえ1回振り返ってみない？」
「いいね」
「宮っちもいくらでも口挟んでいいから」
「楽しそうだね。やろうやろう」
スイーツやドリンクを楽しみながらのガールズトーク。
俺は楽しそうに話す3人を見ながらノリノリで参加することにした。
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作者名：ユタカ２ | 作成日時：2023年7月26日 17時
