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文化祭当日。
タマとニカと千ちゃんがいる4組のカフェは盛況だった。
おかげで暇な時間がなかった。
「盛り上がってんね」
私がシフトにいるとき宮田先生がやって来た。
「一ノ瀬さん似合ってるよ」
「いやいやお恥ずかしい……」
「自信持ちなよ」
そう言われましても……と思っていたらタマとニカと千ちゃんが先生に忍び寄ってきていた。
「宮っち」
「えっちょっと」
先生は三人に連行されてしまった。
そして数分後。
「A見て」
三人は執事服を着た宮田先生を連れてきた。
どうやらニカのを着せたらしい。
思ったよりサマになっていた。
宮田先生もイケメンですもんね。
「宮っちが着たら面白いだろうなって思って」
「えー……生徒が主役なのに」
「そんなこと言ったらキタミツやガヤはどうなのよ。生徒より目立ってるよ」
「ワッターは眼鏡外しただけで騒がれたみたいだし」
「いやあの3人は凄いから……」
「Aもなんとか言ってやってよ」
「私？」
ニカにいきなりバトンを渡される。
「どう……かな？」
宮田先生はまた困ったように笑ってる。
「先生は似合ってますからもっと自信持ってもいいんですよ」
「そう？」
お前もなって言われた気がしたけど、事実かっこいいんだからもっと自信持ってもいいと思うんですよ。
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作者名：ユタカ２ x他1人 | 作成日時：2021年7月6日 11時
