北山兄弟のお話だよ

1裕太の気持ち ページ7

太輔side

俺はねすごく心配な奴がいるんだ。

それはね、裕太だよ。

なんで心配かと言うと、ほとんど自分の感情を出さ

ないんだ。裕太が喧嘩してるのも見たことないしも

し高嗣や健永と何か取り合いになりそうになっても

全部譲って文句ひとつも言わない。

俺はそんな裕太が心配で仕方ないんだよ。


裕太side

みなさん、はじめまして北山裕太って言います。

僕は甘え方がわからないの。兄いちゃんたちに甘え

ていいんだよって言われるけどどうやって甘えたら

いいかわからないの。どうやったら高嗣や健永みた

いになれるのかな？僕には二人は羨ましい。

僕もあんな風になりたいな。


渉side

高「ねぇ、太兄ギューして？」

健「俺もー！」

太「ん？いいよ。裕太もおいで？」

裕太は首を横に振った。

太「いいの？じゃあまた今度してやるよ。」

部屋に帰ろうとする裕太を引き止めた

渉「裕太待って。みんなのところ行かなくていいの？」

裕「いいの」

すごく悲しそうな顔で言うから一緒に話すことにした。

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