北山兄弟のお話だよ

5 俊哉のお話 ページ28

俊哉side

寝てなと言われたから寝たら結構な時間寝てたみたい

起きたら、俺の部屋で、誰もいなかった。

熱のせいか、寂しくなって泣いてしまった

コンコンッ

渉「入るよーってなんで泣いてんの？しんどくなっちゃった？」

俊「ちがっ。誰もいなくて寂しくなった。」

渉「そっか、もう離れないからね、大丈夫だから泣

き止みな？もっとしんどくなるよ？」

俊「うん、、」

渉「落ち着いたね。おかゆ持ってきたけど食べれる？」

俊「食べれる」

渉「よかった」

コンコンッ

誰かがノックした

ガチャッ

高「ねぇ入っていい？」

渉「んー、静かにするんだったらちょっとだけならいいよ」

高健「やったー！」

裕「あのね、、」

俊「どうした？」

裕「ごめんなさい」

俊「どうして裕太が謝るの？」

裕「僕気ずいてたのに、俊くんが体調悪いの気づい

てたのに。おにごっこ、もっと早く止めたらよ

かった泣」

俊「泣かないでよー。俺が勝手に無理して勝手に倒

れただけだから。」

裕「俊くん、本当に死んじゃうのかと思った。怖かった」

俊「死なないよ。まだまだ裕太と話したいしね」

高「早く元気になってね！」

健「そうそう。早く元気になって、一緒にゲームしよ！」

俊「おにごっこじゃなくていいの？」

高健「おにごっこは俊くん倒れちゃうからしたくない！！」


次の日、ちゃんと熱は下がりました。


そして、俺が倒れてからしばらくの間は遊びの選択

肢に鬼ごっこは入りませんでした笑

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