Story.101 ページ13
凌「A。明後日退院できて、良かったな。」
『うん。お兄ちゃん!ありがとう。』
凌「母さんから、伝言がある。」
『ママから伝言?』
凌「彩菜が一緒に住んでくれるって。」
『は?ちょっと・・・待ってよ。一緒に住むって何?』
凌「母さんからの命令なんだよ。今のAを1人にはしておけないって!」
『勝手に決めないでよ。私なら、平気だって!』
凌「A。母さんの気持ちを考えてやれよ。」
『冗談じゃないよ。一人暮らしがダメなら・・・マッチングアプリで、恋人を探す。』
凌「は?お前・・・何言ってんだよ。宏光はどうするんだ。」
『みっくんには、迷惑かけれないって言ったでしょ?シェアハウスをしたっていい。別れたって構わない。』
凌「そんな事・・・俺も彩菜も母さんも許さないぞ!」
『お兄ちゃんには、私の気持ちなんて分からないよ。だったら・・・』
兄とAが、いい争いをしていると・・・
「・・・許さないよ。」
病室の外から・・・声が聞こえた。
凌「宏光。お前・・・どうして?」
北「マネージャーから、聞いたんだ。Aのお母さんが、一人暮らしが心配だから、彩菜に一緒に暮らすように頼んだって・・・」
『みっくんには、迷惑かけないから。』
北「A。俺と一緒に暮らそう??」
『そんなのダメだよ。みっくんは、トップアイドルなんだよ。一般人の私が一緒に暮らすなんて・・・世の中のみっくんファンに恨まれるよ。』
北「そんなの関係ねぇーよ。お前が、俺の気持ちを無視して・・・マッチングで恋人を探すくらいなら、俺の傍にいればいい。」
彩「ミツ‼️それはダメよ。一緒に暮らすなんて言語道断。」
凌「彩菜の言う通りだ。お前が、Aを思う気持ちは嬉しいよ。」
北「世間を敵に回しても良い。俺は、Aを守るって決めてんだよ。彩菜が反対しても・・・俺は、Aと一緒に暮らすっから。」
北山の真剣な眼差しに・・・何も言えなくなったマネージャーの彩菜と凌介。
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琉衣(プロフ) - 初めまして!読ませて頂きました!続きが楽しいです (2021年10月11日 21時) (レス) @page11 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2021年5月17日 0時