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Story.77 ページ29

茉「行っちゃったね?」

『ああいう男連中は、極道の名前を出しただけで、逃げてくのよ。』

茉「ねぇ?前から気になってたんだけどさ。Aって、小悪魔でしょ。」

『そう?』

茉「タピオカのお店があるよ。入ろっか?」

その頃・・・加奈達は

加「ねっ?嘘じゃなかったでしょ?」

紗「Aって・・・やっぱ、小悪魔なんじゃ・・・」

加「今頃気づいたの?簡単に言えば、ドS美女かな?」

玉「みつ。ヤバいんじゃねぇ?」

北「ヤバいって何が?」

玉「あんなふうに、ナンパされてたら・・・ミツだって辛いだろ?」

北「彼女がモテるのは、普通の男だったら、嬉しいとは、思うんだけど・・・」

藤「北山!!お前、もしかして・・・自信ないの?だったら、俺が貰っちゃうよ。Aちゃんの事・・・」

北「は?誰が自信ないって言ったんだよ。お前なんかに・・・Aは、絶対に渡さねぇーよ。」

藤「真陽の前では、俺の彼女は、Aちゃんって事になってるから、別にいいんだけど。」

北「藤ヶ谷・・・てめぇ〜。冷たっ」

『藤ヶ谷くんが、何?』

北「お前・・・いつの間に!!」

『みんなに・・・タピオカミルクティーを買ってきてあげたから、みっくんにもあげようって思ったんだけど?いらないなら、宮っちにあげようかな?』

北「飲むに決まってんだろ?」

『そう?はい。』

北「んで、お前は、何飲んでんだよ。」

『タピオカ入りのほうじ茶ラテ。甘くて美味しいの。茉莉奈も一緒のだよね?』

茉「うん。私達・・・ほうじ茶派だもんね?」

『みっくん・・・飲んでみる?』

茉「俊哉も飲む?」

宮「うめっ。」

茉「でしょ?」

北「俺、こっちでいいわ。お前が、ミルクティー飲めよ。」

『は?何でよ。』

北「いいだろ。彼氏に譲れ!」

『ちょっ・・・返してよ。』

宮「Aちゃん。キタミツに譲ってあげなよ。」

『もう・・・分かったわよ。』

北「やりぃー。宮田!!サンキュ〜。」


この時・・・Aも茉莉奈も紗菜も加奈も気づいていなかった。これから起きる・・・悲劇の始まりだと言うことを・・・

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2020年2月3日 3時

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