Story.64 ページ16
着信”柳清香”
北「はい。」
清「あっ!もしもし??やっと出てくれた。」
北「何の用?」
清「うわぁ〜冷たい。ねぇ〜今から、宏光くんの部屋に行ってもいい?」
北「無理!今・・・部屋に居ないから。」
清「えーっ。いないの?どこにいるのよ。」
北「俺の愛する女の部屋。」
清「えっ?宏光くん・・・彼女出来たの?」
北「あぁー。出来たよ。」
清「何で?私が、本命って言ってくれてたじゃん。」
北「は?お前・・・頭おかしいんじゃねぇーの?本命な訳ねぇーだろ。」
清「何回も抱いてくれたじゃん。」
北「お前とは、ただの遊びだ。それに、俺、もう・・・お前の事なんて、忘れてたし、愛してねぇーから。今は、本気で愛する彼女を見つけたんだよ。」
清「どんな女よ。」
北「めっちゃ・・・可愛くて。俺の仕事を理解してくれる最高の女。」
清「じゃあ・・・太輔くんにも言ってやるから!私と宏光くんの関係!!」
北「言えばいいじゃん。それに、藤ヶ谷・・・俺とお前が付き合ってた事、知ってるから。」
清「えっ?」
北「それと・・・俺に捨てられたからって・・・藤ヶ谷の所に行っても無駄だから。」
清「何でよ。」
北「藤ヶ谷もお前の事なんて・・・忘れてると思うぜ。」
清「そんな訳・・・ない。」
北「お前に言ってなかったけど、藤ヶ谷・・・昔付き合ってた女に裏切られて、自暴自棄になってた時・・・お前みたいな軽い女を藤ヶ谷は、利用してたってだけだ。」
清「じゃあ・・・太輔くんも知ってたの?私が、宏光くんと付き合ってたって事・・・」
北「今頃気づいたのか?藤ヶ谷に謝られたし。その時に、お前は、藤ヶ谷にとって都合のいい女だったって聞いたんだよ。」
清「そんな・・・」
北「兎に角・・・俺には、彼女がいるから。二度と電話してくんな。」
清「ちょっと・・・宏光くん!!」
ツーツーツー
『みっくん?大丈夫??』
お風呂から上がり、バスローブ姿で、髪の毛が濡れている色っぽいAに・・・
北「今の電話聞いてた?」
『ううん。今・・・上がったところ。電話してたの?』
北「心配するような事じゃねぇーよ。寝よっか?」
『・・・うん。ドライヤーで髪を乾かしてくるね。』
そして・・・Aをギューッと抱きしめながら、眠りについた。
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2020年2月3日 3時