検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:42,271 hit

Story.64 ページ16

着信”柳清香”





北「はい。」






清「あっ!もしもし??やっと出てくれた。」







北「何の用?」








清「うわぁ〜冷たい。ねぇ〜今から、宏光くんの部屋に行ってもいい?」







北「無理!今・・・部屋に居ないから。」






清「えーっ。いないの?どこにいるのよ。」







北「俺の愛する女の部屋。」







清「えっ?宏光くん・・・彼女出来たの?」






北「あぁー。出来たよ。」







清「何で?私が、本命って言ってくれてたじゃん。」







北「は?お前・・・頭おかしいんじゃねぇーの?本命な訳ねぇーだろ。」




清「何回も抱いてくれたじゃん。」



北「お前とは、ただの遊びだ。それに、俺、もう・・・お前の事なんて、忘れてたし、愛してねぇーから。今は、本気で愛する彼女を見つけたんだよ。」





清「どんな女よ。」






北「めっちゃ・・・可愛くて。俺の仕事を理解してくれる最高の女。」





清「じゃあ・・・太輔くんにも言ってやるから!私と宏光くんの関係!!」





北「言えばいいじゃん。それに、藤ヶ谷・・・俺とお前が付き合ってた事、知ってるから。」





清「えっ?」



北「それと・・・俺に捨てられたからって・・・藤ヶ谷の所に行っても無駄だから。」





清「何でよ。」



北「藤ヶ谷もお前の事なんて・・・忘れてると思うぜ。」



清「そんな訳・・・ない。」




北「お前に言ってなかったけど、藤ヶ谷・・・昔付き合ってた女に裏切られて、自暴自棄になってた時・・・お前みたいな軽い女を藤ヶ谷は、利用してたってだけだ。」




清「じゃあ・・・太輔くんも知ってたの?私が、宏光くんと付き合ってたって事・・・」




北「今頃気づいたのか?藤ヶ谷に謝られたし。その時に、お前は、藤ヶ谷にとって都合のいい女だったって聞いたんだよ。」




清「そんな・・・」






北「兎に角・・・俺には、彼女がいるから。二度と電話してくんな。」







清「ちょっと・・・宏光くん!!」






ツーツーツー





『みっくん?大丈夫??』


お風呂から上がり、バスローブ姿で、髪の毛が濡れている色っぽいAに・・・



北「今の電話聞いてた?」






『ううん。今・・・上がったところ。電話してたの?』






北「心配するような事じゃねぇーよ。寝よっか?」







『・・・うん。ドライヤーで髪を乾かしてくるね。』







そして・・・Aをギューッと抱きしめながら、眠りについた。

Story.65→←Story.63



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
153人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2020年2月3日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。