Story.02 ページ2
大「娘と同い年だからな。そうなるな。」
千「5年前に天国に行ったマネージャーも妹さんも2016年の1月に成人を迎えるって言ってたよね？」
智「ただいま〜」
大「智美。おかえり!!」
智「お父さん。これ、あげる。」
大「何だ。」
智「Aが作ったんだって。おふくろの味ってやつ？」
大「そっかぁー。確か、Aちゃんって、養子だったよな。」
智「うん。そう言えば、A言ってたなぁー。いつか、お姉ちゃんにも食べてもらいたいって。」
大「見つかるといいな。」
智「でも･･･その願いも叶わないんだって。」
大「どうして!?」
智「育ての母から、聞かされたんだって。会いたかったお姉さんが、天国に行っちゃったってことを･･･」
大「そう･･･それは、残念だったな。」
智「Aね？お母さんから聞いてたんだって。お姉ちゃんには、もう会えないけど、お姉ちゃんの事を愛してくれた彼に、会ってお礼を言いたいんだって。」
大「その人に会えるといいな。」
智「うん。それじゃ･･･出かけるね？」
大「どこ行くんだ？」
智「Aの部屋で、Kis-My-Ft2のDVD鑑賞会するの〜。」
大「お前、sexyzoneだろ？」
智「そうだったんだけどね？加奈とAに勧められて、見たDVDがカッコよくてさ。めっちゃ･･･ファンになっちゃったんだよね？ファンクラブにも入会した。」
大「へぇー。んで、お前は、誰ファンなんだ？」
智「私？ニカちゃん!!」
大「加奈ちゃんとAちゃんは？」
智「加奈が、藤ヶ谷くんでAが、みっくんって言ってたかな？」
大「今度、お前の友達に合わせてくれよ。」
智「聞いてみるよ。」
二「おっちゃん!!生3つ追加で!!」
智「お父さん。今の声って？」
大「紹介しよっか？お前が1番会いたがってる人だよ。」
智「もし、そうだったら･･･緊張しちゃうからいい。それに、会うなら･･･加奈とAと一緒に会いたいもん。」
大「そっかぁー。気をつけてな。」
智「ツマミがなかったら、これ、出してあげてもいいから。んじゃ･･･いってきまーす。」
大「泊まる時は、連絡しろよ。」
智「わかってるって！」
居酒屋を出ていった大将の娘の智美。
玉「おっちゃん。もう･･･話は終わった？」
大「お前ら･･･聞いてただろ。」
藤「智美ちゃんっていうんだ。大将の娘さん･･･。」
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2019年10月7日 13時
