彼女の不安 �� ページ10
Pulu･･･Pulu･･･Pulu･･･Pulu･･･
着信”茉莉奈”
『はい。もしもし??』
茉「もしもし!!A??」
『茉莉奈？こんな朝早く･･･何？』
茉「Aって･･･最近、玉ちゃんと会ってる？」
『裕太。今･･･ドラマとか舞台とかで忙しいみたいだから、会ってないよ。』
茉「寂しくないの？」
『寂しくないって言ったら、嘘になるけど･･･』
茉「私なんて、めっちゃ･･･寂しいから、渉の部屋に入り浸ってるよ。」
『あれ？渉くんの部屋にいるの？』
茉「うん。ワガママ言ったら、ずっと家にいてもいいって。だから、今･･･住んでるアパートを解約して渉の部屋に引っ越した。わんちゃんとかいっぱいいるから寂しくないしね。」
『そっかぁー。』
茉「だから、Aもさ。玉ちゃんの家で帰りを待ってたら？」
『私は、今のままでいいよ。用もないのに･･･仕事とかで疲れて帰って来てるのに、邪魔したくないもん。』
茉「LINEとかもしてないんでしょ？」
『用事がある時しか私からは、LINEしないって決めてあるからね。』
茉「今･･･何してるの？」
『だから、寝てたってば。茉莉奈の電話で起きたんだよ。』
茉「分かった。それじゃ･･･今日･･･差し入れを持って会いに行こう。」
『私はいいよ。茉莉奈だけ行ってきたら？』
茉「ダメ。Aは、強制なの。」
『今日･･･やる事ないから、奈々子先輩に頼んで、シフト変わってもらったのに･･･』
茉「奈々子先輩には、私から連絡しとくから大丈夫。それじゃ･･･10時にハチ公前で。」
『ちょっ･･･茉莉奈。』
電話を切られたAは、裕太の親友の宮っちに連絡してみた。
宮「はいはーい。」
『宮っち??』
宮「その声は、Aちゃん??どうしたの。」
『今日･･･茉莉奈と2人で、Kis-My-Ft2のみんなに差し入れを持って行こうって思ってるの。』
宮「マジ？メンバーも喜ぶよ。」
『それでね？今日って･･･裕太っているかな？』
宮「ううん。玉は、今日はドラマ撮影って言ってたし、夜からはキスラジの収録があるから。ガヤさんと合流するって言ってたよ。」
『それじゃ･･･今日1日･･･裕太は、いないんだよね？』
宮「玉に、Aちゃんが来るって言えば、戻ってくるんじゃない？」
『いいのいいの。私が行く事は、絶対に裕太には言わないで。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2019年7月8日 1時
