No.07 ページ7
藤「健永。乗ってくか。」
千「ガヤさん。ガヤさんも帰り?」
藤「恋の悩みなら、恋愛経験豊富の俺が、相談に乗ってやるぞ。」
千「気になってる子がいるんだ。」
藤「今日・・・公園で話してた女の子だろ?お前の気になってる相手って・・・。」
千「彼女さぁ・・・。飛行機事故で、ご主人を亡くして、女手一つで、娘さんを育ててるんだ。」
藤「その子とその子の娘さんを守ってあげたいって思ってるんだろ?」
千「連絡先を教えたんだけどさ。待ってるんだけど、連絡が来ないんだ。だから、こっちからかけようって思ってもさ。番号知らないし。」
藤「知らないなら、気長に待つしかないな。」
すると・・・千賀のスマホが光った。
藤「健永!!お前のスマホ・・・なってるんじゃね?」
着信”090-XXXX-XXXX”
藤「健永!?どうした?」
千「知らない番号からの電話。出た方がいいのかな?」
藤「出てみたら?もしかしたら、お前が待っている彼女からの着信かもしれないし・・・。」
ガヤさんに背中を押されて、俺は、恐る恐る電話に出てみた。
千「はい。もしもし?」
『あっ・・・もしもし?千賀くん!?私です。』
千「えっ!?この声・・・」
『ごめんね?こんな遅くに電話しちゃって・・・今、娘と去年のコンサートDVDを見てたら、萌々花が、千賀くんの声が聞きたいって・・・泣き出しちゃって・・・夜遅いし迷惑かなって思ったんだけど・・・千賀くんさせ良かったら、萌々花に声だけ聞かせてあげてくれないかな?』
千「全然・・・迷惑じゃないよ。」
『ホント!?よかった。今・・・萌々花にかわるね?萌々花〜。』
萌「もちもち?」
千「もしもし?萌々花ちゃん?」
萌「千ちゃ。今度、萌々花に会いに来てくれる?」
千「うん。萌々花ちゃん。キスマイの中で一番好きなのは!?」
萌「千ちゃ♡♡」
千「ありがとう。萌々花ちゃん。ママに変わってくれる?」
萌「ママ〜。」
『もしもし?千賀くん。ありがとね。あんな嬉しそうな萌々花・・・初めて見たわ。』
千「Aちゃん。この番号・・・ちゃんと登録しといてもいい?」
『もちろん笑私も登録しとくね?』
千「時々・・・俺からも連絡してもいい?」
『いいよ。』
千「おやすみ。」
萌「千ちゃ!!おやちゅみ。」
電話を切った健永は、早速・・・Aの名前を入れて登録した。
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kismywest1021(プロフ) - すみません、これってもしかして千賀くんのソロ曲を元ネタにしているんですか?お話のタイトルを見たらそう思いましてコメントしました見たら (2022年10月18日 23時) (レス) @page22 id: d68da0ea92 (このIDを非表示/違反報告)
奈未(プロフ) - 続き早く読みたいです! (2021年11月9日 19時) (レス) @page23 id: 2f776bcfc0 (このIDを非表示/違反報告)
このみ - 秘密な恋 (2020年10月3日 14時) (レス) id: 25b3f023e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2019年5月13日 0時