Story.40 ページ41
千「来なかったの?」
岩「来れなかったんだ。加奈は・・・待ち合わせ場所に向かう途中・・・誰かに突き飛ばされて・・・そのまま、トラックに撥ねられた。」
玉「加奈ちゃんは?」
岩「植物状態で・・・眠ったまま。」
二「犯人は?」
岩「俺にも分からない。けど・・・Aちゃんだけは、加奈を突き飛ばした犯人を知っていると思う。」
横「岩木さんも知らないんだ。」
岩「加奈・・・Aちゃんと双子コーデするって言ってたな。」
その言葉を聞いた北山は、何かを察したかのように・・・席を立った。
北「多分・・・狙われたのは、加奈ちゃんじゃない。Aだと思う。」
藤「は?北山・・・正気か?」
北「加奈ちゃんは、Aちゃんと間違えられて・・・突き飛ばされてたんだよ。」
横「Aちゃん?」
『太輔くん。みっくんの言う通りだよ。加奈は、私と間違えられて・・・突き飛ばされたの。』
北「加奈ちゃんを突き飛ばした犯人・・・」
『知ってるよ。加奈を突き飛ばした犯人・・・。でも、誰なのかは・・・言わない。死んでも・・・ね?』
藤「教えてくれないと・・・守れねぇーじゃん。」
『みんなを・・・これ以上、巻き込みたくないの。加奈の為にも・・・私自身の問題だから。』
百「1人にしてあげて。」
Aは、それだけを言い残して・・・外へ・・・。
藤ヶ谷と玉森が、Aの後を追いかけようとしたが・・・百合香に止められた。
百「行ったらダメ。1人にしてあげて?」
藤「百合香ちゃんだって心配だろ?」
百「私だって、Aの親友として・・・心配に決まってるじゃん。」
玉「百合香ちゃんが止めても、俺は行くから。」
北「玉!!」
玉「好きなんだよ。俺・・・Aちゃんの事が!!だから、ほっとけないんだ。」
宮「玉・・・。」
千「玉森だけじゃねぇーよ。俺だって、Aちゃんの事・・・好きだよ。」
岩「多分・・・Aちゃんは、加奈のところに行ったんだと思う。」
北「岩さん。俺達を連れてって。」
百「みんな・・・後悔しても知らないから。」
そして・・・岩さんの車で・・・加奈の病院へ・・・
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ニカミツ(プロフ) - つまらなかった (2021年6月14日 22時) (レス) id: dd48dc504b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2019年3月17日 15時