Story.31 ページ32
着信”おじいちゃん”
『はい。もしもし?』
社「もしもし?Aか?」
『私の番号なんだから、私しかいないでしょ?』
社「アイツら...。迷惑かけてないか?」
『大丈夫だよ。心配なの?』
社「当たり前だろ?アイツらは、俺の息子みたいなもんなんだからな。A、分かってるよな?」
『分かってるってば、私が...おじいちゃんの代わりに、必ず彼らを守るから。』
社「分かってるならいいんだ。くれぐれも、ヤラカシ連中にだけは、見つかるなよ。」
『私の家は、セキュリティ管理もバッチリだから大丈夫。関係者以外の人が、侵入したら...警察に通報するカラクリがあるんだからね。』
社「だけど、アイツら...良く、警察に通報されなかったな。」
『お母さんが、事前に...セキュリティシステムに登録しといたんだって!!』
社「美佐子もやるな。」
『そりゃ...お母さんは、おじいちゃんの娘だし、人気女優だからね。』
社「なぁーA。お前・・・Kis-My-Ft2の誰かを本気で好きになったりしてないだろうな。」
『どうして?』
社「お前には、アイツみたいになって欲しくないんだよ。俺は・・・守ってやれなかったからな。」
『おじいちゃんのせいじゃないよ。でも・・・私は、大丈夫。お母さんやおじいちゃんを悲しませたりしないから。』
社「それを聞いて安心した。それじゃ、アイツらの事頼んだぞ。」
『了解。何があっても、おじいちゃんの大切な息子達を守りますので、ご安心を・・・』
そして、電話を切ったAがリビングに戻ると・・・
百「電話誰からだったの?」
『あぁー。おじいちゃん。』
千「Aちゃんっておじいちゃんいたんだ。」
『そりゃ・・・いるよ。母方の祖父だから、名字は、違うけどね。』
千「今度・・・Aちゃんのおじいちゃんにも会ってみたいな。」
『(会ってるけど・・・ね。)・・・。』
千「んっ?なんか言った!?」
『ううん。なんにも言ってないよ。』
百「そう言えば、私ですら、Aのおじいちゃんに会ってないんだけど・・・どんな人なの?」
『私も詳しい事は聞いてないからさ。私の前では、優しいおじいちゃんだから。』
百「ニカちゃん。ジャニーさんってどんな人?」
二「どこにでもいるおじいちゃんみたいな人かな?」
百「会ってみたいなぁー。」
百合香は、二階堂の話を聞いて、ジャニーズ事務所の社長さんに会ってみたいなぁーと思っていた。
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ニカミツ(プロフ) - つまらなかった (2021年6月14日 22時) (レス) id: dd48dc504b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2019年3月17日 15時