Rainbow "アイドルとの危険な同居生活" (ページ4)

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Story.04 You Side ページ4

朝から、興奮気味の百合香との電話が終わり、大学に向かい、講義室の席に座った途端･･･今度は、玲愛達まで･･･ハイテンションで、やってきて抱きついて来た。

玲「A!!おはよぅ。」

『うわっ!!玲愛。苦しいって！』

玲「あっ！ごめん。」

『朝からテンション高いじゃん。』

玲「だって！Kis-My-Ft2のドームツアーに行けるんだもん。ワッターにも会えるんだよ。」

『もう知ってるって！』

玲「えっ？知ってたの？」

『朝から、百合香からの電話で永遠に聞かされたから。』

百「しつこくて悪かったわね。」

玲「行くんでしょ？」

『私は、行かな･･･』

百「Aは、強制参加なんだから、行かないなんて言わせないから。」

百合香達とそんな話をしていると･･･
私たちのところに一人の女の子がやって来た。
その子の名前は、藤城若菜ちゃんと言って、Kis-My-Ft2の大ファンらしく、千賀くんのファンみたいなのだ。

若「あの･･･私と友達になって下さい。」

と頭を下げて来た若菜ちゃん。
若菜ちゃんの話によると、どうも私達は、この大学内では、キスマイガールズと呼ばれているらしいのだ。若菜ちゃんは、全公演落選しちゃったらしい。茉莉奈のチケットが1枚余ってたらしく、それで若菜ちゃんも行けることになったのだ。

こうして、大学の授業が終わり、百合香達と別れて、家に帰ると･･･

『ただいま。』

美「あっ!!A。お帰り！」

『何だ。ママ･･･帰ってたんだ。』

美「また、すぐ行かなきゃいけないんだけどね。」

『そう。女優の仕事も忙しいんだね。』

美「ご飯は？」

『お風呂に入って寝る。気をつけてね？』

私は、母が･･･何か言っていたが、そのまま部屋に戻ってしまった私。

コンサートの前日、百合香からのLINE通知に気付かず、お風呂に入って寛いでいると･･･