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NO.6 ページ8

家に入った美雨...。

『ただいま...。』

萌衣「お姉ちゃん。おかえり!!」

『ただいま。萌衣!!ご飯は?』

萌衣「海兎と外で食べてきた。」

『そう...。』

萌衣「お姉ちゃんは、ご飯いらないの?」

『夜は、あまり食べないようにしてるから!』

萌衣「お姉ちゃん。めっちゃ細いのに...ダイエットする必要なんてないんじゃないの?」

『この体型をキープしときたいの。大丈夫!!これ以上は痩せたりしないから!早く寝なさい。』

自分の部屋に入った美雨...。

美雨Side
私...北山くんと連絡先交換しちゃった。
どうしたらいいんだろう?

すると...早速、北山から、LINEが来たのだ。

宏光やっほー。自分の部屋に着いたから、早速LINEしたぞ。今日は、本当にありがとな。

美雨いいえ...。アイドルって大変ですよね?これからは、気をつけてくださいね。

宏光ねぇ...。さっきから気になってるんだけど...なんで俺に敬語使ってるの?

美雨それは、そんな初対面で会った人に、タメ口なんて出来ませんから。

すると...今度は、LINEではなく...電話が掛かってきたのだ。

Pulu...Pulu...Pulu...
着信"○○"

『はい。もしもし??』

北山「もしもし??俺だけど...。タメ口使えないってどういう事?」

『だって...今日、初めて会ったんですよ。まだ、親しくもないのに...タメ口なんて無理ですよ。』

北山「初めてじゃないよね?俺ら...。」

『初めてですよ。』

北山「友達と一緒に...俺ら、○○のコンサートに来てくれてるよね?」

『えっ?』

北山「去年のコンサートは、赤いチェックのミニスカートに、ちょっと露出多めな服を着てたよね?」

『どうして...それを?』

北山「それだけじゃないよ。俺が投げた色紙やタオルもちゃんと受け取ってくれてたよね?」

『はい。それも知ってたんですか?』

北山「もちろん...。だから、美雨ちゃんが、コーヒーを配達してくれた時、また会えたって思ったよ。」

『それじゃ...女の子達に...囲まれてたのも私が、北山くんの事を助けたのも全部...』

北山「俺的には、もう...運命を感じてるんだよ。美雨ちゃんが、俺のファンだってことも...ね。」

『北山くん...。』

北山「だから、俺と話す時だけは...敬語は使わないでよ。」

『はい。』

北山「それと...もう1つ。北山くんって呼ぶのもダメ。」


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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2018年7月7日 18時

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