NO.26 ページ29
倉「美雨ちゃん?どうしたの!」
『倉ちゃん。田邊先生は?』
倉「ちょっと待ってて...田邊先生。」
田「美雨ちゃん。どうした?」
『彼...を診察してあげて。具合悪そうなの!』
数分後...。
田「風邪だから、大丈夫。薬飲んで1晩休んだら、熱も下がるわ。」
『良かった。』
田「○○の○○くんよね?どういう関係なの。」
『マネージャー??お母さんには、内緒だよ。』
田「マネージャーだったら、絶対にアイドルと恋に落ちたらダメよ。彩花がどうして亡くなったのか分かってるよね?」
『分かってるってば。』
田「分かってるなら、これ以上は何も言わないわ。」
そして...太輔を部屋まで運んで、ベッドに寝かせた。
『藤ヶ谷くん。ちょっと台所借りるね?』
そして...美雨は、手際よく。小さい頃、おばあちゃんがよく作ってくれたミルク粥と生姜湯を作り、冷えペタが無かったため。洗面器に氷水をタオルで濡らして...眠ってる藤ヶ谷のおでこにそっと乗せてあげた。
すると...美雨のスマホが光った。
みんなからのLINEだった。
横尾くん美雨ちゃん。太輔の調子はどう?
健永ワタから聞いた。ガヤさん...風邪引いてたんだね。気づいてあげられなくてごめんねって、ガヤさんが起きたら...伝えてね。
みっくん千賀が、うるさいから...今日は、飲み会に来なくていいよ。家でゆっくり休んで風邪引かないようにして寝ろよ。んじゃ...明日お迎えよろしく。おやすみっくん。
美雨LINEありがとう。それじゃ...北山くんのお言葉に甘えて、家に帰って寝ます。そして、明日...6時半頃に迎えに行くので、寝坊しないように。お休みなさい。
一通りのLINEを終えた。美雨は、置き手紙を残して、部屋を出て行こうとしたその時...腕を掴まれた。
『藤ヶ谷くん。起きたんだ。』
藤「なんで、美雨ちゃんがいるの?」
『何でって、マネージャーとして、藤ヶ谷くんのことが心配だったから。』
藤「病院まで連れてってくれたんだ。」
『私の知り合いの病院だから、安心して。お腹すいてない?』
藤「今...食欲ないから、熱が下がったら...適当になんか作って食べるからいい。」
『食欲なくても、ミルク粥と生姜湯なら、食べれるんじゃない?温めてくるね。』
そして、美雨は、ミルク粥と生姜湯を温め直して、持ってきた。
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2018年7月7日 18時